お嬢様、旦那様、過去に「お茶会」に参加なさったご経験は、ございますか？仲良くなさっているご友人や、
ご家族との時間も立派な「お茶会」。大きなホテルのラウンジも、お馴染みの喫茶店も素敵でございます。
そこにお茶と、必要なぶんのお菓子があれば、おひとりでもふたりでも。「お茶会」はいつでも叶います。

▼配送係の喜多山（きたやま）より「あんこスコーン」「きんつばキャラメリゼ」「メロンクーヘン」等。
▼介添係の矢田（やだ）は「お屋敷の動向」を報告。お庭に、てんとう虫。星ヶ丘の背にも、てんとう虫。
▼給仕係の菊井（きくい）より、ご帰宅についてお願いが。ご到着は「予告なさった時間より後」に何卒。
▼調達係の守山（もりやま）は、パティシエールの菅原（すがわら）に頼まれ「アイスを作るマシン」を。

私たち執事の館・実行委員会が、この１０年のお仕えで実現できていないことの１つに「お茶会」があり、
ここ数日ほど、使用人のあいだで議論しております。実は「名古屋の仮住まい」でも、２０１５年の頃に
検討した事実があって「白の部屋の中央にテーブルを集め、クッキーを山盛りにする」案がございました。

しかし、２台のワゴンに３０品目を並べる「デザートワゴン」のお仕えや、全てのテーブルでいっせいに
動き始める「ディナー」と比べたとき、私たち執事の館・実行委員会には価値よりも懸念のほうが大きく、
躊躇った経緯がございます。お嬢様、旦那様もお察しのとおり、人には必ず、相性というものがございます。

実はいま、お仕えをしている「名古屋の本宅」は、昨年２月の調達段階から「お茶会」としてのお仕えを
叶えることを前提にしておりました。具体的に申しますと、「赤の広間」で最大８名のお寛ぎをいただく、
お仕えに必要な設備、備品、食器などを揃えています。あの背の高い椅子は、４脚でなく８脚あるのです。

「赤の広間」で、大きなテーブルを囲み、談笑なさいますのも良いかと存じます。しかし、お屋敷全体を
活用なさっても良いかと存じます。たとえば「白の部屋」にブールドネージュやロシアケーキなどを並べ、
「赤の広間」にお肉やお魚のお料理を小ぶりに。「白金のドレッサー」はフルーツの表現をしましょうか。

お好きなお部屋で、お好きなお品を召し上がって、気の合う方との親睦を深められる。これは「お茶会」
というより「ホームパーティ」と表されるほうが自然かもしれません。お店ではなく、お家なのですから、
お嬢様、旦那様のお好きなものを、お好きなだけ、が理想です。ただ、ここに１つ、問題が浮上いたします。

また今夜も名乗り遅れました、執事の館・実行委員会の広報係、松原（まつばら）でございます。先日の
お便りでお願いをいたしました「すてきなボトル」の件、本当にありがとうございます。お化粧ほか香水、
さらにお酒の瓶まで、たいへん勉強になっております。洋服係、調達係が確かめ、一つずつ手配をします。

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▼配送係の喜多山（きたやま）より「あんこスコーン」「きんつばキャラメリゼ」「メロンクーヘン」等。

以前から「スコーンに餡子が合う」と申しておりましたのは、紅茶係の正木（まさき）。いま赤の広間の
お仕えには、菅原のスコーンと、お約束のクロテッドクリーム、そして和菓子係の五月（さつき）の餡子。
この組み合わせをご覧になって驚かれ、そしてお召し上がりになって驚かれ。お住まいのご別宅でもぜひ。

▽菊井「そして＊＊＊を」お嬢様「スコーンに＊＊＊？」菊井「さようでございます」
https://twitter.com/butlers_house/status/1675488848313483264

「きんつばキャラメリゼ」という言葉、お嬢様、旦那様のお気持ちに響きますでしょうか。餡子を手がける
和菓子係がいま、表面をキャラメリゼしようとしております。もとは、会計係の金山（かなやま）の発想、
「羊羹ブリュレ」という言葉から辿り着きました。このようなお品はきっと、前例なく…ご期待ください。

また「メロンクーヘン」は、先日の「た　だ　の　も　も」でお仕えした製菓係の若草（わかくさ）の品。
オレンジ色のガナッシュは「北海道土産、夕張メロンキャラメルのお味」と松原が発言して、一同、納得。
外側のグリーンもお色目だけでなく、緑色メロンの味がして最高の品。ある意味で、問題作でございます。

きのう夜に配送係が話題にした「オペラ」の件、数えてみますと、私たち執事の館・実行委員会は過去に、
４種類のオペラを実現しておりました。オリジナルのオペラ、ピーナッツオペラ、抹茶オペラ…それから、
オレンジケーキは「柑橘のオペラ」。全てをひとつの黒箱にお納めしますと、お役に立てますでしょうか？

▽「本宅のすべてのオペラ」という黒箱のご用意は、喜ばれますでしょうか？
https://twitter.com/butlers_house/status/1676241743841488896

あとひとつ、パティシエールの東桜（ひがしさくら）には「おねだり」を頂戴した、チョコミントによる
メレンゲクッキーの試作をさせます。あの口溶けにミント感が加わった体感、ご想像いただければ何より。

今月の「お申し付けの品」は【2023年7月26日（水）21時10分】より承ります。また、追って案内します。

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▼介添係の矢田（やだ）は「お屋敷の動向」を報告。お庭に、てんとう虫。星ヶ丘の背にも、てんとう虫。

ちょうど、開館から１ヶ月が過ぎた「名古屋の本宅」は、まだ直すところ、加えるところがございますが、
お仕えのある日常を感じます。昨日の給仕報告書にもありましたが「このお屋敷が数年前から存在をして、
やっと帰ってきた感じがする。できたの最近のはずなのに。」という言葉は、使用人一同も共感をします。

７月の後半も、ぜひお仕えをさせてくださいませ。すでに介添係の矢田（やだ）がお仕えの日程を固めて、
配送係の清洲（きよす）にスケジュールを共有。ご帰宅の予告は、【７月８日（土）２１時１０分】より
承ります。お嬢様、旦那様のご帰宅を、使用人一同、心からお待ちしております。よろしくお願い致します。

▽６月２９日（木曜日）
・家事係／西川（にしかわ）…主との会話の際に大切なことは思いやりの心だな、と感じ行動に移します。
・家事係／菅原（すがわら）…キッチンに棚を付ける等…より作業しやすくなるよう、お願いしています。
・調達係／守山（もりやま）…赤の広間のベランダ、電球を交換。キッチンはスイッチパネルなど塗装を。
・建築係／監督（かんとく）…玄関ドアの仮設だった鍵を交換。上から２番めが、お嬢様、旦那様の鍵です。
・建築係／春里（はるさと）…この日をもって、改装を正式に終了。引き渡し書のサインは、松原が代筆。
・広報係／松原（まつばら）…笹島とともに、春里がずうっと叶えたかった「お仕事の相談」に約２時間。

▽６月３０日（金曜日）
・給仕係／八帖（はっちょう）…主への熱中症対策提案のため、ネッククーラー、冷感タオルなど試用中。
・家事係／西川（にしかわ）…本宅の常にアップデートされていく内容や内装、私も楽しみでございます。
・調達係／笹島（ささしま）…３階の使用人のお部屋、巾木と床のカドに、コーキングという処理を完了。
・調達係／守山（もりやま）…佐渡から取り寄せた「バター」。しかし、普段のバターも美味。お蔵入り。

▽７月１日（土曜日）
・調達係／守山（もりやま）…午前７時、お嬢様、旦那様のお屋敷にお邪魔して、階段に装飾を足しました。
・介添係／矢田（やだ）…朝の支度を速やかにする為には、使用人の役割を明確にする事と。今更ですが…
・給仕係／菊井（きくい）…お屋敷のお仕えは、この先の日々に幸せを思い出される為の準備と考えます。

▽７月２日（日曜日）
・家事係／瀬戸（せと）…本宅の敷地内にて、てんとう虫を発見。主の、幸運の予兆でございましょうか。
・給仕係／菊井（きくい）…「お坊っちゃま、ソーセージはお口に？」「うん。コストコよりおいしい。」

▽７月３日（月曜日）
・家事係／有松（ありまつ）…最近の暑さに負けぬよう、対策グッズを検討中。でもまずは水分補給から。
・家事係／星ヶ丘（ほしがおか）…今週末は久しぶりに本宅へ、前回のお仕えを復習しお仕えに参ります。

▽７月４日（火曜日）
・給仕係／菊井（きくい）…お仕えの最中、星ヶ丘が主に憧れ買い求めた「てんとう虫」のバッグの話に。
・介添係／矢田（やだ）…パティシェールの菅原の無駄のない動きを真似て主のお役に立ちたく存じます。

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▼給仕係の菊井（きくい）より、ご帰宅についてお願いが。ご到着は「予告なさった時間より後」に何卒。

かつて「名古屋の仮住まい」では、ご予告をくださった時間よりも前に、玄関前までお進みいただくよう
お願いをしておりました。具体的には１０分ほど早く到着なさいますと、ドアマンのご案内が円滑でして、
主と使用人、暗黙の了解であったかと存じます。しかし「名古屋の本宅」は、この流れを変えております。

いまお嬢様、旦那様にお仕えいたします「名古屋の本宅」は、ご帰宅を予告くださった時間以降にお仕えを
始められるよう、段取りしております。使用人の勝手なお願いとなり恐縮ですが、早く到着なさったとき、
お屋敷のチャイムは鳴らさずに、周囲を散策いただくなどしてただければ…お支度の時間をくださいませ。

しかしながら、これからさらに蒸し暑くなる見通し。ご体調に差し支える気配があれば、躊躇うことなく、
【玄関のチャイムではなく、予めお伝えします番号にお電話をください。】使用人が駆け付ける所存です。

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▼調達係の守山（もりやま）は、パティシエールの菅原（すがわら）に頼まれ「アイスを作るマシン」を。

きょう、パティシエールの菅原（すがわら）は、執事の館・実行委員会に「アイスクリームを作るための
マシン」を要望いたしました。これがあると、お嬢様、旦那様が「名古屋の本宅」にてお召し上がりになる
アイスクリームが今よりもっと美味しくなるとのこと。そして増設すればお味のバリエーションも幅広く。

すでに調達係の守山（もりやま）が動きまして、定評あるクイジナート社の製品を検討している最中です。
「名古屋の本宅」、夏は冷たいアイスクリームを、パティシエールのお手製でご用意。冬はストーブにて
温めたスープ、焦がしたマシュマロなど如何でしょう。素敵なお寛ぎの時間になれば、幸いでございます。

なお、先日ご用命を賜りました清掃係の清住（きよすみ）は、１号機から３号機まで、全てに札がかかり、
近日中に配送係からお名前をお伺いいたします。その由来についてもお伺いして、給仕係が覚えましょう。

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「名古屋の本宅」は、お嬢様、旦那様のご自宅です。もういちど申し上げます。ここ、「名古屋の本宅」は、
お嬢様、旦那様のご自宅です。さあ「お茶会」をいたしましょう。私たち使用人が、精一杯お仕えをします。
せっかくですから、少なくとも６名、多くて１２名ほどお迎えしましょうか。頑張れば９０名も可能です。

さて、そのとき「名古屋の本宅」は、どなたのお家となりますでしょう？夢のない表現で恐れ入りますが、
不特定多数の主（あるじ）が「お茶会」にご参加をくださいますと、かならず矛盾が生じてしまうのです。
お嬢様、旦那様のお家だけど、ほかの主のお家でもある。もちろん、ご兄弟やご姉妹という表現も可能です。

介添係の矢田（やだ）は、「お茶会」のマスターを定義してはどうか、と申します。たとえば合計８名で
「お茶会」をするとき、まず最初に１名のマスターからご予告を賜り、その主の意向を反映しながら支度。
お菓子やお料理の内容、ドレスコードなどを整え、改めて７名のゲストからご予告を賜るという流れです。

あるいは、慎重に検討をした上で、と前置きをしますが、マスターご自身が「お茶会」にお誘いをなさる
お相手様を決められても良いかもしれません。ご自身のお家に、ご友人をお誘いする、となれば自然かと。
いずれにせよ、どなたか、ひとりの家という定義でもって「お茶会」をするようにご提案したく存じます。

まだ「名古屋の本宅」へのご帰宅が叶っていなければ、恐れ入ります。もし「お茶会」を実現するならば、
年に数回、多くて月に１回ほどで、通常のご帰宅には差し支えないよう努めます。もし、お嬢様、旦那様に
「お茶会」で叶えたい夢があれば、ぜひお聞かせください。タグは #執事の館 、この便りに返信も歓迎。

話は変わりますが、お嬢様、旦那様、このところ食欲はございますか。朝早く目が覚めたり、自覚をなさる
疲れを残していらっしゃいませんか。ご体調の変化は、いつもゆっくりですから、気付かぬうち、深刻に
なるものです。そういうときに、お住まいのご別宅で、ひとりお茶会も良いでしょう。私がお仕えします。

空いたカップに、キームンを注ぐ。心を潤すため。心を満たすため。視線は合わせず。名古屋の拠点にて。

執事の館・実行委員会
広報係／松原（まつばら）
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★ 主の実績とお仕えのリスト … （近日中に更新します。赤の広間は「３３」の実績でお仕えします。）

私たち執事の館・実行委員会は、おおむね水曜日と、土曜日の夜に、お便りをしてご報告を差し上げます。
こちらをご覧になってのご感想や、ご意見などは Twitter と、このメールへの返信にて承っております。
（文面は、かならず拝読いたします。ただし、お返事はお約束できかねますことだけ、お許しください。）

名古屋のどこかにお屋敷を構えて、お嬢様、旦那様にお仕えしたいと申し出てから１０年が経過をしました。
そして2023年の5月から「名古屋の本宅」にて、お帰りをお待ちしております。ご予告は月に２度を予定。
これまでの流れは、過去のお便りにございますが、1,000 以上ございますので、何とぞご了承ください。
https://www.butlers-house.net/blog/entries

もし「主の目録」を所有なさいますと、とくべつなお便りのほか、ご予告、お申し付けの先回りが可能に。
お給金のお支払いには「金貨」もご活用いただけましたら幸いです。晴れた日の翌朝は「星のかけら」を。
https://www.butlers-house.net/product?product_id=3887