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私たち使用人のお仕えが不要になりましたら、こちらから、ご退会をください。なお「主の目録」から「主の手帳」への差し替えは、お問い合わせのフォームから承っております。

ご別宅でも
お仕えいたします。

執事の館・実行委員会は、感謝のバラにはじまり、数多くのお品をお嬢様、旦那様にお届けしております。

配送係・桑名

使用人に、バラを、届けさせる。

私たち執事の館・実行委員会が取り組む「お申し付けの品」は、いわば通信販売の形態をとるお仕えです。ただ、この始まりかたが重要で、また運用の実態も珍しゅうございます。もともと、私たち執事の館・実行委員会は、その屋号を冠したお菓子や雑貨をご別宅(ご自宅)にお届けする予定はなく、あくまで「名古屋の仮住まい」のような、使用人が給仕する場の実現を目標としておりました。

2013年の春頃「名古屋に本気のお屋敷ができる」と話題になり、急に注目を集めました。執事のいるお屋敷に関心を寄せてくださった主の皆様が、たくさんのフォローをくださって、たくさんの記帳をくださいました。わずか数日で、1万人ものお嬢様、旦那様が、大切な個人情報を預けて、まだ何もできていない私たちに期待をくださいました。

私たち使用人は、単純に「ありがとうございました」と述べて終わりにすることもできましたが、それは違う、となった次第です。いまも委員会に属する、園芸係の大草(おおくさ)が、愛知県田原市、豊川市でバラを生産する職人らに掛け合って、極上の、色とりどりの1輪をご用意しました。それを届けることで、当時の主に感謝したいと申したのです。当初は無料でしたかったのですが、多くの主が「払わせなさい」と仰って…結果、2,200 のお申し付けを賜りました。

「主がバラを買い求める」ではなく「使用人にバラを届けさせる」、ということ。1本(1箱)につき、1,000 円のお給金をお支払いになって、執事(使用人)にバラを届けさせるという行為こそが「主と使用人」の関係性である、と私たちは確信しました。仕組みの上では、ショッピングカートにお品を入れて、決済、届くのを待つ、という流れに似ていますが、やはりそれとは決定的に違う何かがございます。

当然、私たちはバラを届けるだけでは終わりませんでした。そこで何をしたかは、当時ご用命くださった主(あるじ)のよい思い出になっていたら幸いです。そして案の定と申しましょうか、「バラも良いけど、お菓子は作れないの?」というお声が寄せられ、それに応じて、発展したのが現在のお仕えでございます。こんにちでは、数百ものお品をご用意し、毎月のように驚きをもって喜ばれようとしております。こんなに幸せなお仕えはございません。

もくじ

この「もくじ」は、いま調整をしておりますので、追って実装させていただきます。お嬢様、旦那様には、ご不便をお掛けいたしますが、何卒よろしくお願いいたします。

三方良し(さんぽうよし)。[社会的な意義]

東海地方の産業に寄与すること…すこし大袈裟かもしれませんが、地産地消をすること。初期から掲げる執事の館・実行委員会の「指針」のひとつを、「お申し付けの品」を実現する過程で実現しております。小さな洋菓子、和菓子のお店。知る人ぞ知る鋳造の職人。香りの専門家。そしてお花や、お化粧品などもそうです。

お嬢様、旦那様もご存知かと思いますが、世にある様々なご職業、ご商売には、季節の変動が必ずあります。繁盛するときもあれば、そうでないときもありますし、皆が賑やかなのに自分だけ下がる時もございます。小さければ小さいほど、その揺れに飛ばされないよう必死にしがみ付き、波を超えていらっしゃるのです。私たち執事の館・実行委員会は、まず職人らに対して「価格の交渉」をしません。必ず言い値で受けます。そして、ほぼ全てのお品を事前に受注し、必要なぶんの仕入れをしてもらいます。ですから、無駄が少なくなります。何よりお嬢様、旦那様が嬉しそうになさる様子が、彼ら、彼女らに伝わります。それは、幸せなお仕えです。

近江商人の心得に「三方良し(さんぽうよし)」という言葉がございます。「売り手良し」「買い手良し」そして「世間良し」の三つの「良し」。売り手と買い手がともに満足をして、また社会貢献もできるのがよい商売であるということです。私たちは、お嬢様、旦那様にお仕えする過程で、これを叶えたく存じます。全ては、驚きをもって喜ばれること、のため。まずは主(あるじ)に喜ばれ、そして職人さんにも喜ばれそして時々、誤解をされることもございますが、お外のひとにも喜ばれたなら、私たちは誇りに思います。もし、もしも、厚かましくも、そういう私たち使用人をお嬢様、旦那様が誇りにしてくださったら最高です。

お申し付けの背景に。

職人の都合がございます。

私たち執事の館・準備委員会は、お嬢様、旦那様のためにそれぞれの職人、生産者と折衝を行いますが、あくまでも職人のキャパシティを考慮した生産計画を立てるように努めてございます。とりわけ「申し付けの品」としてお作りいただく品は独自性が高く、ふだんの仕事の合間に割り込む事柄ゆえ、本来の業務を妨げてしまっては本末転倒です。

したがって、繁忙期と呼ばれる時期には生産を見合わせることがしばしば、ございます。たとえばバウムクーヘンは、クリスマスシーズンに焼成を控えますし、ソーセージはお中元の時期に生産量をぐっと減らすこととなります。お野菜や果物についても同様で、その年の生産量や出荷量を見たうえでの判断をつど行う所存です。

お嬢様、旦那様の声が。

いっぽうで、私たちが委託をおこなう職人の多くは、全国的な知名度を獲得していない中小、零細の組織が多くございます。また取引先のブランド名で製造をおこなうOEMの業態も多く、日頃、お作りになっているものがどなたの手に渡り、どれだけ喜ばれているかを把握しづらい現状にございます。

私たち執事の館・準備委員会は、職人や生産者の名を伏せるいっぽう、お嬢様、旦那様からのご感想を Twitter やお手紙を通じて積極的に受け止め、作り手にフィードバックする習慣がございます。じっさいお召し上がりになった方の、生の声をお届けすることで、仕事のやり甲斐を実感していただける貴重な機会と言えましょう。

黒箱に納めて。

私たち執事の館・準備委員会が、お嬢様、旦那様からお申し付けをいただいたお品の多くは、製箱係の千音寺(せんのんじ)が拵える「黒箱」に納めてお届けをいたします。これは愛知県小牧市の段ボール工場が得意とする、極薄の段ボールを用いたもの。もとより軽さと強度を備えておりまして、質感を演出するために黒い素材を採用いたしました。

この「黒箱」も、お申し付けの品を取り寄せられるお嬢様、旦那様に重宝をいただいております。小さなアクセサリや雑貨、お洋服の収納などに活かされる例も多く拝見をしており、その用法については常に私たちも勉強をさせていただいております。当初は「黒箱」に直接、配送用の伝票を添えておりましたが、じきにスリーブを巻いてお届けするように改めました。


その他、よくお尋ねをいただく事柄。[Q&A]

▼お申し付けの品について。

Q.申し付けはいつ、できますか?
A.ご興味をお持ちくださいまして、ありがとうございます。執事の館・実行委員会は、月に1度ほど期間を区切って、「お申し付けの品」にご用命を賜っております。ここ数年ほどは、月の下旬の水曜日か、土曜日。21時10分に承ることが多いようです。新しいお品のご用意については、不定期にお届けしておりますお手紙(メールマガジン)でも話題にしております。

Q.申し付けは、どこからできますか?
A.お嬢様、旦那様。恐れ入りますが「主の手帳」ならびに「仮の手帳」のご記帳(会員登録)はお済みでいらっしゃいますか?主のために用意したページに「申し付けの品」の一覧がございますので、準備が整いましたら、そちらでお確かめください。ただ、現在は新規の記帳を賜っておりません…。(再び受け付ける予定も、ございません…。)

Q.申し付けは何個まで可能ですか。
A.お好きなものを、お好きなだけ。100個でも大丈夫です。お嬢様、旦那様が、ご入用の個数をお申し付けいただければ幸いです。

Q.数の少ないお品を、複数個、申し付けても良いですか?
A.私たちの見込みが甘く、職人らが丁寧につくるお品ののなかには、すぐ満了を迎えるものもございます。しかし、主(あるじ)がご入用で、かつお申し付けをいただける状況なら、決して遠慮はなさらないでください。(ほかのお嬢様、旦那様にご配慮をくださるお気持ちを、私たちは誇りに思います。まことにありがとうございます。)

Q.おなじお品を複数、申し付けたら、送料は1箱分になりますよね…?
A.インターネットにおける通信販売では、お品の代金と、送料を別に計算するところが多くございます。しかしながら、私たち執事の館・実行委員会は、1箱当たりの送料を固定することで計算を容易にしております。実は送料を変動させるほうがタスクを増やし、却って費用が上がる、という試算がございました。そのため、おなじお品を2個以上お申し付けいただいたとき、それぞれに送料が計上されることをお許しください。

Q.幾つかのお品を申し付けたとき、振り込みは合算で良いですか?

A.はい。「主の手帳」や「仮の手帳」は、複数のご用命、ご帰宅のお給金を合算する頁をご用意しております。そうすれば手数料も小さくなって良いでしょう。もし銀行振込をいただくときは、振り込みを行われるご名義に1桁から5桁の「主のID」を添えていただけますと助かります。(IDをお忘れになった場合のご連絡は不要でございます。)

▼お届けについて。

Q.申し付けたお品を、別宅(ご自身のご自宅)以外の場所に送りたい。
A.「主の手帳」あるいは「仮の手帳」、「申し付けた品の一覧」から詳細画面に進めば、個別にお届け先を書換えることができます。お手数をお掛けしますが、何卒よろしくお願い致します。郵便局留めについても同様ですが、この場合は必ず「宛先」に郵便局の所在地を、「その他ご要望」にお引き受けなさる方のお住まい、お名前をご記入くださいませ。

Q.郵便局の局留め、ヤマト運輸の営業所受け取りにできますか?
A.かしこまりました。お手間をお掛けしますが、賜りましたお品の配送業者さんが【ヤマト運輸】か【日本郵便】か、お確かめください。(お申し付けのお品の、紹介のページに記載しております。)お届けするのが【ヤマト運輸】の場合は《営業所の住所:ヤマト運輸〇〇営業所留め》、また【日本郵便】の場合は《郵便局の住所:〇〇郵便局留め》とご記入ください。(ヤマト運輸で「郵便局留め」、日本郵便で「〇〇営業所留め」をお選びいただくことはできかねます。)ご不明な場合は、お使いになる運送会社さんにお確かめくださいませ。

Q.申し付けた品の到着日は指定できませんか?
A.恐れ入りますが、私どもが調達するお品の多くは、お楽しみ頂ける期間が短いことから、到着日の指定は承っておりません。運送会社によっては、事前のお知らせを受けて、配送の日時を打ち合わせることができるそうです。こちらを活用なさると宜しいかと存じます。

Q.申し付けた品の配送状況を知りたい。
A.配送係は、お品の配送伝票を作成次第、伝票番号を「主の手帳」や「仮の手帳」に写す作業をします。申し付けられたお品の詳細画面で、これを確認頂けますので、配送業者のお荷物の追跡ページにてお確かめください。

▼お取り消し、お振り込みなど。

Q.別のお品を申し付けてしまった!(ご用命の直後)
A.お嬢様、旦那様、そそっかしいところは本当に昔から変わりませんね…。これまで執事の館・実行委員会は、表向き、お申し付けの取り消しを承っておりませんでしたが、「お申し付けの品」を開始する日、その次の日までは、「重複したお品の数量の変更」や、「べつのお品への差し替え」を承ります。ただ後者は、もうひとつのお品が満了を迎えていないことを条件とさせてくださいませ。配送係へのお声がけをいただければ、使用人が応じさせていただきます。

Q.申し付けの品を取り消したい。
A.月ごとに設けております、お申し付けの期間を過ぎますと、執事の館・実行委員会は職人らに対して、ご用命いただいた数量を報告いたします。そして資材や、素材の調達に取り掛かります。したがいまして、原則としてお取り消しは叶わないもの、とお考えいただけますと幸いです。

Q.申し付けから1週間の期限内に振り込めませんでした。キャンセルになりますか?
A.私たちは特別な事情が無い限り、申し付けられた品を約束の期日に発送いたします。従って、期限内に振込を頂かなくともキャンセルの扱いにせず、お品をお届けします。なるべく早くにご入金をくださいますようお願い致します。

Q.銀行振込のとき「主のID」を記入し忘れました。
A.この場合は、振込のご名義から「主の手帳」や「仮の手帳」を探して、照合を行ないますのでご安心ください。とくだん、連絡は不要にございます。ただし、振込名義人が異なる場合はお知らせください。

▼お品の構成について。

Q.どうして黒い箱なの?
A.いちばん最初に、私たちが 2,200 名の主(あるじ)にお届けした「愛知県田原市のバラ」。これを収める箱の設計、デザインにおいて、愛知県小牧市の薄いダンボールを製造できるメーカーの持っている色から選択をしました。高級感があって、内容物が映えて、もっとも相応しいお色目として「黒」を選択し、これを 10 年以上にわたって使用しております。とちゅう、内側に「赤」や「緑」をあしらう黒箱も用いるようになっております。

Q.黒箱に含まれるお手紙をなくして。
A.ご友人、ご家族、そのほかお世話になっている方への贈答として、私たちにご用命いただけますことを嬉しく思います。本来ならばご希望に応じて、お品の詳細を記した「お手紙」や「おまけ」の類を抜き差しすべきところですが、梱包から配送にかかる流れに支障をきたすおそれがあり、お請けできかねます。お許しください。

▼その他のお尋ね。

Q.申し付けてないのに、クロネコから通知が来た!
A.年に数回ほど、ご自身は執事の館・実行委員会に申し付けていないのに、配送業者から「執事の館・実行委員会からのお届け物」という通知を受け、お尋ねをくださる場合がございます。よくよく確かめてみますと、ご自身ではない主(あるじ)からの贈り物であることが多くございました。どうか取り乱さずに、落ち着いてくださいませ。

Q.申し付けの品の製造元を知りたい。
A.誠に恐れ入りますが、執事の館・実行委員会は、それぞれのお品にご用命をいただくにあたって、製造元、生産者の名称を公表しない方針です。しかしながら、私たちが「お申し付けの品」に取り組み始めた、最初の数年ほどは、黒箱に貼付したシールにも、製造者の記載をしておりませんでいたが、食品衛生法などの取り決めが変わり、現在では製造者を正しく表記しております。そこをご覧になれば、お分かりになるかと存じます。

Q.職人のところに行ってもいい?
A.立場の上では「おやめください」と申し上げられませんが、執事の館・実行委員会としては推奨しません。ただし「執事の館で知りました」、「お申し付けで求めたことがあって」、「あなたが**さんですよね?」という会話だけはお控えください。(絶対にしないでください。)彼ら、彼女らは、いつもどおりの仕事の顔があって、それとは別で、主にお仕えする顔を持っております。そこで気まずい思いをさせたくないのです。

Q.もしかして、特注品なの…?
いつも職人らのところで並んでいるお品と、執事の館・実行委員会が打診して、用意してもらうお品は、必ずしも同じではありません。素材や製法などを変えて、より良くして、驚きをもって喜ばれようとしております。素材や作り方だけでなく、そのお品がどのように出来上がったか、どのようになさると楽しめるか、そういう背景や、心遣いまで含めて、お仕えしたいと考えております。

Q.直接買えば安いよね?
A.はい。職人らの普段の仕事も素晴らしいので、自信をもってお薦めできますから、もし強い動機、興味があれば足を運んでください。ただ、そのとき、職人とのご縁をつなぎ、主(あるじ)に良い品をお届けしようとした使用人らには、報酬が発生しないことを知っておいていただけますと幸いです。

お申し付けの品

近日、執事の館・実行委員会がお届けを予定している「お申し付けの品」のうち、5件を表示しております。これらのお申し付け(注文)には、「主の手帳」もしくは「仮の手帳」を要しますことをご了承くださいませ。

イメージ お品の概要 アクション

「お申し付けの品」の背景

私たち執事の館・実行委員会が「お申し付けの品」に取り組むようになった経緯、これまでにご用意差し上げましたお品の一覧は、こちらをご覧くださいませ。

「お申し付けの品」の一覧

もし「主の手帳」や「仮の手帳」をお持ちでいらっしゃいましたら、こちらのページに一覧をご用意しております。お嬢様、旦那様のお役に立てれば幸いです。

「主の手帳」と「仮の手帳」がございます。

私たち執事の館・実行委員会が提供いたします「名古屋の本宅」の給仕には、「主の手帳」をお持ちいただく必要がございます。これは所謂、会員登録のようなものとお考えいただければ幸いです。(なお、「お申し付けの品」のお届けは、どちらの手帳からもご用命を賜れます。)2024年2月より「主の手帳」と「仮の手帳」は新規の発行を再開しましたが、多くの主(あるじ)からのご記帳を賜りまして、2024年2月28日をもって、ふたたび中止いたしました。お許しくださいませ。

主の手帳【初回のみ1,777円/税別】

  • ご帰宅(ご来店)の予告
  • お品の申し付け(通販)
  • お手紙のお届け(メール)
  • お誕生日のお祝い(メール)

仮の手帳【0円】

  • お品の申し付け(通販)
  • お手紙のお届け(メール)
  • お誕生日のお祝い(メール)

主の目録

  • ご予告の先回り(20分)
  • 申し付けの先回り(20分)
  • お手紙のお届け(メール)
  • お誕生日のお祝い(メール)
  • とくべつなお便り(メール)
  • 金貨(約1,000円のクーポン)
  • 予期せぬ贈り物