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私たち使用人のお仕えが不要になりましたら、こちらから、ご退会をください。なお「主の目録」から「主の手帳」への差し替えは、お問い合わせのフォームから承っております。

第55号:お家を建てましょうか。

このお便りは、25204名のお嬢様、旦那様に宛ててお送りいたしました。

広報係・松原

大掃除の最中かとは存じますが、お時間を宜しいでしょうか。
執事の館・準備委員会の松原でございます。さきほど「愛知県田原市のバラ」の発送作業から戻りました。

いやはや…私たちの取組みは、常に予測できない問題と隣り合わせのようでありまして、
5月に経験していたバラの梱包と発送の手続きに、思ったよりも手間が掛かってしまいました。
発送用の黒い段ボールが、なぜか準備委員会の事務局に配送されて、慌てて転送の手続きをしたり、
バラの花が生産者の見込みよりも少ないことが判明して、慌てて新しい仕入れのルートを拡大したり…。

その結果、予定していたもより良い、最高級クラスのバラが揃ったことは、
不幸中の幸いとも言えますが、なんと良いバラは茎の太いものが多く、
手配をしておいた補水用のゼリーに挿入できないという問題も…。

午後から現場に合流した私も、棘外しやゼリーへの挿入作業、茎を保護するフィルムの巻き付けから、
箱詰めまで一通りの作業を手伝いましたが、無情にも集荷のタイムリミットが訪れましたので、
トラックを追いかけ安城市内にあるクロネコヤマトさんの配送センターに持ち込み、
なんとか26日中に、600個の発送作業を終えることができました…。

一連の流れは、こちらのURLからご覧くださいませ。
(お届けしているバラのうち、いくつかの品種名も生産者から預かっております。)

http://j.mp/bh_rose_sample

到着されましたら、ぜひ Twitter や Facebook 、ご自身のブログなどでお知らせ頂けますと幸いです。
Twitter には、「 #執事の館のバラ 」というハッシュタグを用意しましたので、適宜お使いください。

http://j.mp/bh_rose_photo

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前置きが長くなりまして、申し訳ありません。今日は建築関係に2点、報告がございます。

まず、先日最寄り駅をお伝えしました「名古屋の仮住まい」は、見出しのとおり「建築確認申請」を提出します。
この「建築確認申請」という言葉、あまり聞き慣れないものかと存じますが、簡単に申し上げますと、
お役所に「法律に則って、こういう建物を建てますけれど、よろしいですか?」と尋ねる行為であります。

建築係の橘によると、日本中の建造物の多くは、お役所の確認を経て建てられているそうです。
その背景には防災や防犯という、地域住人の安全を確保するというねらいもありますし、
建築基準法や消防法など、様々な法律を遵守させることも大切な目的と言えましょう。

余談ではございますが、この一連の行為を「認証」や「検査」と称さないのにも理由があるとか。
建造物の設計に問題があり、重大な損害が生じたとき、その責任を問われるのは設計者であり、
あくまでもお役所は「確認しましたよ」という立場になるために、「確認」という名前になっているそうです。

世の中というのはなかなか、難しく出来ておりますね…。
さて、肝心の「名古屋の仮住まい」が、新築でもないのに「建築確認申請」をするのは何故でしょうか。

実はもともと、仮住まいの建物は「住居」や「飲食店」ではなく、別の用途で確認を取られておりました。
今回はそれを、「飲食店」に転用するために、どのような間取りで、どんな設備を備えるのかを、
事前に確認してもらう必要があった、ということです。

とはいえ殆どの項目について、事前の打診で合意を頂いておりますので、
まず間違いなく確認を頂けるであろうとの見解です。ご安心くださいませ。

ここ1週間ほど、橘は自身のアトリエに籠って「名古屋の仮住まい」の申請用図面および書類を作成。
本日、申請を行なったとの報告がありました。正式な回答は1月下旬に得られる見込み。
並行して、工事を担当する業者に、工事見積を依頼しておりまして、すでに概算が出たとか…。

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もうひとつの報告は、「別宅の申し付け」でございます。

これまでお手紙やTwitterの呟きで、建築関係の申し付けを賜ることをお知らせしてまいりましたが、
本日より、主の手帳からお申し付けを受け付けることになりました。下記URLをご参照ください。

https://www.butlers-house.net/order/architect
https://www.butlers-house.net/order/renovation

実はすでに、名古屋市内のお住まいで1件、店舗で1件、ご相談を受けておりまして、
それぞれ橘がヒアリングを行なっている最中です。「名古屋の仮住まい」の設計の合間に、
これらの案件を進行、早ければ来年中には竣工する見通しとなっております。

お嬢様、旦那様の別宅やお店づくりで、お役に立てれば幸いに存じます。
申し付けを頂いた暁には、候補地を探すところからお手伝いを致しますので、お気軽に…。

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ところで、本日「愛知県名古屋市のお饅頭」を担当される予定の和菓子屋さんにお邪魔しました。
暫く連絡が無かったものですから、年末年始でお忙しいのであろうと思っておりましたが、
話を聞いてみると、すでに社内で企画を進めているとのことです。

この取組みのために、社内の企画、製造、販売の従業員さんが6名、チームを組んで、
主に喜んで頂ける和菓子とは何かを、熱心に議論しているとか。

これまで申し付けの品は、準備委員会の依頼に企業が応えるかたちで開発を進めて参りましたが、
最近では、自発的に開発に取組まれる例が増えております。碧南市のソーセージも同様でございました。

いずれも、自社の技術力や、従業員のモチベーションを向上する良い機会であると申しております。

「良いものをお作りする」というシンプルな課題に、様々な答えをご用意する過程で、
東海地方の企業や工房が成長する機会となっているのは、意外な成果だと考えております。

よく言われることですが、需要のないところに、供給は成り立ちません。
これは準備委員会の存在というよりも、活動を支援してくださっているお嬢様、旦那様あってのことと断言します。

和菓子屋の店主も、これほど楽しく、やりがいのある仕事は珍しいと申しておりました。
貴重な機会を頂けたことに感謝し、良いものを提供したいとのことです。私も同感であります。

愛知県名古屋市のお饅頭、ご期待くださいませ。

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ああ、左手薬指の絆創膏ですか?

バラを収めた段ボールを、テープで留めるときに切ってしまいまして…見苦しい姿、何卒お許しください。
明日も豊橋で、発送作業を手伝って参ります。準備が残っておりますので、これにて。

赤い封筒を手に。

松原

このメールは、執事の館・準備委員会よりお送り致しました。
執事の館へのご要望、お問い合わせは info@butlers-house.net までお寄せ下さい。
メールアドレスやお名前の書き換え、退会手続きなどは、下記URLから承っております。
https://www.butlers-house.net/member_login

次のお手紙を探しましょう。

お申し付けの品

近日、執事の館・実行委員会がお届けを予定している「お申し付けの品」のうち、5件を表示しております。これらのお申し付け(注文)には、「主の手帳」もしくは「仮の手帳」を要しますことをご了承くださいませ。

イメージ お品の概要 アクション
BH340-09
愛知県名古屋市のどら焼き 5月17日(金)発送分
BH481-13
愛知県名古屋市のバラのフィナンシェ 5月17日(金)発送分
BH561-09
愛知県名古屋市の抹茶クリーム大福 5月20日(月)発送分
BH481-14
愛知県名古屋市のバラのフィナンシェ 5月20日(月)発送分
BH362-60
愛知県名古屋市のバウムクーヘン 5月24日(金)発送分

「お申し付けの品」の背景

私たち執事の館・実行委員会が「お申し付けの品」に取り組むようになった経緯、これまでにご用意差し上げましたお品の一覧は、こちらをご覧くださいませ。

「お申し付けの品」の一覧

もし「主の手帳」や「仮の手帳」をお持ちでいらっしゃいましたら、こちらのページに一覧をご用意しております。お嬢様、旦那様のお役に立てれば幸いです。

「主の手帳」と「仮の手帳」がございます。

私たち執事の館・実行委員会が提供いたします「名古屋の本宅」の給仕には、「主の手帳」をお持ちいただく必要がございます。これは所謂、会員登録のようなものとお考えいただければ幸いです。(なお、「お申し付けの品」のお届けは、どちらの手帳からもご用命を賜れます。)2024年2月より「主の手帳」と「仮の手帳」は新規の発行を再開しましたが、多くの主(あるじ)からのご記帳を賜りまして、2024年2月28日をもって、ふたたび中止いたしました。お許しくださいませ。

主の手帳【初回のみ1,777円/税別】

  • ご帰宅(ご来店)の予告
  • お品の申し付け(通販)
  • お手紙のお届け(メール)
  • お誕生日のお祝い(メール)

仮の手帳【0円】

  • お品の申し付け(通販)
  • お手紙のお届け(メール)
  • お誕生日のお祝い(メール)

主の目録

  • ご予告の先回り(20分)
  • 申し付けの先回り(20分)
  • お手紙のお届け(メール)
  • お誕生日のお祝い(メール)
  • とくべつなお便り(メール)
  • 金貨(約1,000円のクーポン)
  • 予期せぬ贈り物