第115号:ごほん。
このお便りは、27498 名のお嬢様、旦那様に宛ててお送りいたしました。
さいきん、お嬢様、旦那様の咳やくしゃみを耳にすることが多いように思います。
巷ではインフルエンザ・ウイルスが蔓延しはじめ、 #名古屋の仮住まい でお仕えしている使用人も、
家事係、東山による「紅茶うがい」で予防に努めている今日この頃、如何お過ごしでしょうか。
そちらの街に訪れる冬の寒さから、寝床には毛布を持ち込まれていることと存じます。
日本では、毛布を掛け布団の内側に敷くことが多いそうですね。これでも充分に暖かいのですが、
本当は掛け布団の外…いちばん上に毛布を敷くのが、もっとも保温性に優れた使い方であるとか。
羽毛ぶとんではこの効果が顕著で、お嬢様、旦那様の身体から出る熱を、布団に留めることで、
より暖かく、快適にお休みいただけるとのこと。ぜひとも今晩からお試しくださいませ。
この週末、わたくし松原も体調が優れませんので、近況を手短にお伝え致します。
(しばらく Twitter でのお仕えが疎かになっておりますことをどうか、お許しくださいませ。)
▼ #愛知県尾張旭市の紅茶 ダージリンのお届けを完了いたしました。
▼ #愛知県碧南市のソーセージ 職人の技量が向上し、ぜひとも年末にお届けしたいとのことです。
▼ #名古屋の仮住まい イルミネーションの工事と、玄関に置いた虹色のストーブについて。
▼ #名古屋の仮住まい 介添係と給仕係は、託児サービスの準備に取り掛かっております。
▼ #名古屋の仮住まい サカエ経済新聞さんに「ブレイクタイム」のご紹介をいただきます。
▽ #愛知県岡崎市のテーブル の図面を手配。さらに使用人の履歴書を更新いたしました。
何卒、よろしくお願い致します。
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先月末に申し付けを賜りました #愛知県尾張旭市の紅茶 のうち、11月14日発送分としてご用意した、
ダージリン(400箱)の発送を完了いたしました。今日までに日本国内、ほぼ全ての地域にお届けが
なされたものと思いますが、お受け取りはお済みでしょうか?紅茶はもちろんのことでございますが、
同梱したビスケットも賞味期限が長いものであります。お時間のあるときにご対応くださいませ。
今回、お納めしておりますお手紙は、配送係の高見(たかみ)によるダージリンの解説と、家事係の
東山(ひがしやま)から、#名古屋の仮住まい で実際に取り組んでいる美味しい紅茶の淹れ方を解説。
開館直前の仮住まいで、愛知県名古屋市の水道水から沸かしたお湯では、どうしても物足りなかった
紅茶の味わいと香りを、とある方法で引き出すことに成功した経緯を盛り込んでおります。
本文にも記載したとおり、お水は場所によって異なる味わい、香りになると言われておりますから、
もし物足りなければ、お試しいただきたいと思います。
なお、予てから相談を寄せられておりました「水出し紅茶」の作り方と、その品質を安定するコツは、
いまちょうど家事係の東山が、その手順をまとめておりますので、追ってお送りする所存です。
今しばらくお待ちいただければ、幸いに存じます。
11月21日には #愛知県尾張旭市の紅茶 アッサムの発送を控え、こちらの準備も進めております。
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朗報でございます。 #愛知県碧南市のソーセージ を作る職人から、執事の館・準備委員会に宛てて、
12月中に生産を再開できる見通しであるとの知らせが届きました。工房を卒業した工場長に代わり、
後進の職人が予想していた以上のスピードで技量を向上したとのこと、これは嬉しいお知らせです。
もともと冬の保存食としての意味合いが強いソーセージやジャーキーですから、職人としても、
寒い時期にこそ、お嬢様、旦那様に美味しいお肉をお届けしたいとのことであります。
執事の館・準備委員会は、お歳暮のシーズンが過ぎ、工房の稼働状況に余裕があることを確認したのち、
ソーセージの再生産を依頼する方針を固めております。来週にも具体的な日程をお伝えできるでしょう。
また、これまでの申し付けに好評を頂いておりました #愛知県碧南市のソーセージ 、それから
#愛知県碧南市のポークジャーキー に加えて、さらなるお品の開発に取り組んでいるとのことです。
次回は塩漬けや燻製の類ではなく、三河豚の美味しさをより感じていただけるお品にしたいとか…。
これらについても、詳しいことが明らかになり次第、またお伝えを致しましょう。
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以前、お手紙と Twitter からご感想を伺った #名古屋の仮住まい のイルミネーションは、来週木曜日、
11月20日の休館日に工事が行われる運びとなっております。この日はもちろん「白の部屋」では、
給仕がございませんので、お嬢様、旦那様にご迷惑をお掛けすることはないかと存じます。
また #名古屋の仮住まい は、すこし早めに到着されたお嬢様、旦那様にお待ち頂くことがございます。
玄関先、椅子に掛けていただくとき、暖をとっていただくため株式会社トヨトミ(名古屋市瑞穂区)の
小さな石油ストーブを買い求めておきました。ただ現時点ですでに、暖気量が不足する可能性が高く、
場合によってはより火力の大きいものを導入する可能性もございます。
余談ですが、玄関に置いたトヨトミ社のストーブは、燃焼部分にガラスコーティングが施されて、
炎から橙、黄緑、緑、青…と光のリングが4つ、5つほど浮かび上がり、まことに綺麗であります。
実はこの製品、1980年に発売されたトヨトミ社のヒット作「レインボーストーブ」の復刻版でして、
もしかするとお嬢様、旦那様の別宅や、別荘にも残っているかもしれませんね。
これも、冬ならではの光景としてお楽しみいただければ、幸いに存じます。
冷え込みが厳しくなるまえに、一度ご帰宅をなさいませんか。
https://www.butlers-house.net/reservation
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さて、執事の館・準備委員会の発足して間もない頃から、幾度となくご要望を賜って参りました、
小さなお嬢様、お坊っちゃまのための給仕…便宜上、託児という言葉を使わせて頂きましょうか…。
現在、 #名古屋の仮住まい の介添係と給仕係が、知恵を振り絞って託児環境の構築と、運用方法を
検討しております。長らくお待たせしているお嬢様、旦那様には、もう少しご辛抱をお願い致します。
託児を行う空間は、#名古屋の仮住まい の玄関にある、もう一つのドア(通称:勝手口)のなか。
これまで食材や資材の搬入や、関係各社との打ち合わせのための空間として用いて参りましたが、
執事の館・準備委員会は、名古屋市内に新たな事務スペースを確保し、ここを託児スペースに致します。
すでにカーペットが敷かれております床に、クッション性の高い材質のマットを敷き詰めて、
ここに絵本や、おもちゃなどを並べます。お嬢様、お坊っちゃまのお気に召せば良いのですけれども…。
託児の開始は早ければ年内、遅くとも年明けには実現をして、お嬢様、旦那様にお寛ぎいただけるよう、
精一杯の取り組みをさせて頂く所存にございます。
もし大人用の椅子に腰掛けて、お食事を楽しむことができるようでしたら、
一緒にご帰宅なさることも、お考えいただければ幸いに存じます。
https://www.butlers-house.net/reservation
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昨年の7月のことで、もうお覚えではないかもしれませんが、執事の館・準備委員会は、
「サカエ経済新聞」さんのお力添えで、開館を予告する記事を掲載していただいた経緯にございます。
それまでホームページとTwitterでしか、その存在をアピールする手段のなかった私たちにとって、
公のメディアに自ら露出をしたのはこれが最初であり、最後のことでございました。
わたくし松原も日頃、Twitterの流れを眺めておりますと、名古屋の仮住まいが開館したことを
ご存知でない主がまだ多くいらっしゃるようにお見受けしております。そもそも、インターネット上に、
正式な開館を知らせる記事が一つもない状況で、日々、多くのお嬢様、旦那様をお迎えしている現況は、
誠に有難いことで、なんとお礼を申し上げればよいか、言葉が見つかりません。ありがとうございます。
執事の館・準備委員会は、開館から半年が経過したいま、改めて正式な開館日を記録する目的で再度
「サカエ経済新聞」さんに掲載を致します。(以前の記事は2013年11月開館を謳っておりました。)
主に断りなく、お屋敷を見せるようなことはしない、という当初の方針通り、内観はもちろんのこと、
外観の写真も掲載しない方針で、記事の作成を進めていただいております。
これまでお仕えをさせていただいたお嬢様、旦那様には、できるだけご迷惑をお掛けしないよう、
今後さらによい給仕をご提供できるように努める所存。何卒ご理解いただければ幸いに存じます。
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最後に、先日お話をした #愛知県岡崎市のテーブル の図面が、意匠係の高岳(たかおか)より
提供されましたので、もしご興味をお持ちでしたら下記URLよりご覧くださいませ。
https://www.dropbox.com/s/6f8nifrf52rpuqy/table.pdf
天板と脚部を分割できる構造や、脚部の複雑な装飾がお分かりいただけるのではないかと存じます。
現在、「白の部屋」に用いております #愛知県岡崎市のテーブル とはサイズ違いで、ほぼ同等の品。
今月中には申し付けを賜る所存にございますゆえ、ご検討のほど、何卒よろしくお願い致します。
(テーブルクロスも手配中。予価として6〜12万円になる見通しと伺っております。)
別件ですが、「主の手帳」からご覧いただける、「使用人(従業員)の名簿」の更新を行っております。
#名古屋の仮住まい が開館してから半年が経過し、それぞれの思いや今後の課題を追記いたしました。
お時間のあるときにお目通しいただければ、幸いに存じます。追って、わたくし松原を含む、
準備委員会のメンバーについても掲載させていただく所存にございます。
介添係・白壁 https://www.butlers-house.net/payroll/shirakabe
介添係・矢田 https://www.butlers-house.net/payroll/yada
介添係・伏屋 https://www.butlers-house.net/payroll/fushiya
介添係・神宮 https://www.butlers-house.net/payroll/jingu
給仕係・伏見 https://www.butlers-house.net/payroll/fushimi
給仕係・徳川 https://www.butlers-house.net/payroll/tokugawa
給仕係・久屋 https://www.butlers-house.net/payroll/hisaya
給仕係・末盛 https://www.butlers-house.net/payroll/suemori
家事係・錦 https://www.butlers-house.net/payroll/nishiki
家事係・東山 https://www.butlers-house.net/payroll/higashiyama
家事係・常磐 https://www.butlers-house.net/payroll/tokiwa
家事係・鳴海 https://www.butlers-house.net/payroll/narumi
家事係・滝川 https://www.butlers-house.net/payroll/takikawa
家事係・若宮 https://www.butlers-house.net/payroll/wakamiya
これに加えて、先日 #名古屋の仮住まい の給仕係に加わった五条(ごじょう)と、
堀越(ほりこし)の履歴書をいま、手配中にございます。それぞれの近影についても同様に…。
秋になって求人活動に動きが多くございます。とくに定年を90歳に定めた執事の館・準備委員会は、
60歳を超えた紳士、淑女から給仕に加わりたいとの申し出があり、毎日のように履歴書が届きます。
執事の館・準備委員会は…と。
また長くなってしまいましたね。今日はここで切り上げておきましょう。
喉の調子が優れないご様子、あとでプロポリスのキャンディをお持ち致しますね。
暖房の効いた執務室。中村区笹島の「なか卯」で買い求めたうどんを携えて。
松原
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今日も遅い時間になりましたことを、謹んでお詫びいたします。
このお手紙を初めてお受け取りになる主には、事前の説明もなく、
唐突なものに映ったかと思いますが、申し訳ありません。お許しくださいませ。
この機会に、私たち執事の館・準備委員会のあゆみをご覧頂けますと幸いです。
(お読みになる際は、過去の号から遡って御覧になることをお勧めしております。)
https://www.butlers-house.net/blog/entries
また「主の手帳(マイページ)」は、手帳係が少しずつ入力欄を追加しており、
これがお嬢様、旦那様のお人柄を知る貴重な機会となっております。
苦手な食べ物、給仕の際のご希望をお書き添え頂けますと、給仕係と家事係が拝見を致します。
https://www.butlers-house.net/member_login
何卒、よろしくお願い致します。
このお手紙は、執事の館・準備委員会の広報係、松原(まつばら)がお送りしました。