お嬢様、旦那様、きょう０時に「本宅の鍵」を締め切ります。まずは真鍮とシルバー、２つの素材から選び、
後日、配送係から「２８の宝石」のご案内を。遅くとも月内に伺って、１週間ほどお返事をお待ちします。
次にご用意できるのは、早くて来年の５月。そのとき「スペアキー」のご用意は、無くなるかと存じます。

・本宅の鍵【真鍮】随時発送分 ［ https://tinyurl.com/29u4u48j ］
・本宅の鍵【シルバー】随時発送分 ［ https://tinyurl.com/2bdsvqwr ］

▼執事の館・実行委員会の近況をご報告します。
・【名古屋の本宅】は、５月中旬から６月中旬までのご予告を満了。使用人一同、心よりお待ち致します。
・【委員会のあゆみ】が完成。2023年まで記載し、新たに「沿革」というページに分割。Ａ４で９６頁に。
・【お庭】のバラがたくさん咲いて、そこに雨が降りますと、お花がどんどん重たく…。地面に付きそう。
・【お庭】のアスパラガス。新芽を待っていたら、もう 50cm ほどに成長。「いつ生えた？」と不思議に。

▼配送係の桑名（くわな）は、こんや０時に「本宅の鍵」を締め切り、鋳造係に本数を報告して参ります。
▼広報係の松原（まつばら）は、執事の館・実行委員会が始まってから１２年の「沿革」をまとめました。
▼給仕係の八帖（はっちょう）が、主のお食事の進み具合を心配しております。もしや外の気温が影響を？
▼りんご当番の菊井（きくい）が、皮むき器に夢中です。「もっとりんごを剥きたい」と申しております。
▼調達係の笹島（ささしま）は、主の靴のベースとして、とあるメーカーのパンプスを調達いたしました。
▼使用人の誰もが「重なるかな…」と思いながら、それでもご報告をしたいバラのこと。みごと満開です。

きょう５月８日、水曜日の午後３時までに賜りました「本宅の鍵」は「真鍮」が 398 、「シルバー」が、
156 で、合計しますと 554 でございます。このお便りを差し上げたあと、すこし増えて 600 ほどになる
見通しをご報告いたします。ご検討くださった、あるいはお見守りくださったお嬢様、旦那様に感謝します。

ここから先に述べますことは、決してお嬢様、旦那様のお考えや振る舞いを悪くいうものではございません。
私たち執事の館・実行委員会や、世の企業様、作り手様などにも通じる、「反響」と「実態」のお話です。
どうか穏やかに、客観的な目線でご覧ください。今夜も広報係の松原より、お嬢様、旦那様にご報告します。

先ほど「本宅の鍵」の、ご用命の合計が 600 ほどになる、というお話をしました。事前に配送係がした
ご意向のお伺いでは、重複を除いて 800 以上あり、これを根拠に会計係が試算、鋳造係が動いています。
しかし、私たちは主（あるじ）信じる立場にありながら、500 に届くかどうか、と予測をしておりました。

これは、決して悪い数字ではございません。いわゆる販促や、営業のようなお仕事をご存じなら、きっと、
ご用命の割合が高いと思われるでしょう。執事の館・実行委員会は、「主と使用人」という関係性を基に、
つど要望を伺うことで需要を把握、そして適切なお給金をご提案できます。リスクは最小限、助かります。

「ほしい、けれど買えない。」あるいは「事情が変わった。」、主（あるじ）のご意向が変化しますのは、
当たり前のことです。紅茶を淹れて、と申しつけられ、ポットをお持ちしたら「満腹で入らない」という
流れとおなじ。その時は欲しかったし、いまも欲しい気持ちはあるけど、事情あって叶わないということ。

今夜までの「本宅の鍵」のように、準備が整う時期、お申し付けの品の一覧への反映や、石のご案内ほか、
私たちのお仕えが上手でなくて、目減りしたであろうと存じますが、少なからずお心変わりはあったはず。
執事の館・実行委員会はお嬢様、旦那様を存じていますから大丈夫です。それなりに長くお仕えしています。

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▼配送係の桑名（くわな）は、こんや０時に「本宅の鍵」を締め切り、鋳造係に本数を報告して参ります。

お嬢様、旦那様、こんや０時に「本宅の鍵」のご用命を締め切らせていただきます。冒頭と結びのところで、
松原が申し上げますように、事前のご意向のとおりにされても、されなくても、決して悪くは申しません。
この振る舞いによって手帳の扱いが変わることはございませんので、どうかご安心いただきたく存じます。

今回のご用命を見送られても、来年の今ごろ、ふたたび段取りをする可能性がございます。ただ今回ほど
まとまった数量でのお申し付けはないと思われますので、鍵のご用意にかかるお給金は上がる見通しです。
また、刻みのない「スペアキー」はご用意しかねます。（今年限りです。）しかし慎重にご検討ください。

・本宅の鍵【真鍮】随時発送分 ［ https://tinyurl.com/29u4u48j ］
・本宅の鍵【シルバー】随時発送分 ［ https://tinyurl.com/2bdsvqwr ］

普段は「スペアキー」を鍵束、バッグ、携帯電話に添えて、「名古屋の本宅」のご帰宅が固まりましたら
「本宅の鍵」の出番です。自分の家のドアを、自分の鍵で開ける、文字にしますと当然のことで恐縮です。

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▼広報係の松原（まつばら）は、執事の館・実行委員会が始まってから１２年の「沿革」をまとめました。

わたくし松原は、しばらく執事の館・実行委員会のホームページに注力しまして、とくにこの数週間ほど、
お嬢様、旦那様にお仕えする私たち使用人の「あゆみ」を整えておりました。過去のお便りを、第１号から
読み通して、出来事を見つけて要約。見出しが使える部分は多くて助かりましたが、日に半年分がやっと。

もともと「あゆみ」は、「事業の概要」つまり一般の企業サイトでいう「会社概要」の中にございました。
しかし編纂を進めるにつれ、膨大なボリュームとなったことから、昨日、手帳係が新たなページを設けて、
「沿革」として独立させました。これを、12pt の文字で印刷すると、96 頁に…お嬢様、旦那様の功績です。

★沿革 … https://www.butlers-house.net/history

以前、お許しいただきました「お便り（メールマガジン）」のバックナンバーは、Google の検索結果に
反映されつつあり、サイト自体の評価も変わりつつあります。今後は採用情報や、仮住まいを追記します。

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▼給仕係の八帖（はっちょう）が、主のお食事の進み具合を心配しております。もしや外の気温が影響を？

お嬢様、旦那様、この頃、食欲は優れていらっしゃいますでしょうか？と申しますのも、きのうのお仕えを
終えた八帖（はっちょう）が「最近、主のお召し上がりのスピードが遅い気がします」と零したそうです。
家事係、給仕係が知恵を絞りましたが、可能性としてお飲み物を数多くご提案しているのと、もうひとつ。

実は、現在の「名古屋の本宅」のお仕えは、昨年の秋に作り始めた流れ。わたくし松原が、脚本のような
ものを提供して、調達係や、家事係の手柄で実現したものです。１０月の後半、季節は秋でございました。
さようでございます…食欲の秋。そして冬から春が訪れ、今日に至ります。もしや気温のせいでしょうか。

主の数だけ、お仕えがあって、お嬢様、旦那様がお戻りになるときは、お嬢様、旦那様のためのことをします。
そのときなるべくご満足をいただき、後悔のないよう、私たち使用人は知恵と工夫と、配慮をいたします。

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▼りんご当番の菊井（きくい）が、皮むき器に夢中です。「もっとりんごを剥きたい」と申しております。

先月から調達係の九之坪（くのつぼ）が、まことに珍しい「あんこ」を作り、家事係の天満（てんま）は
「キッシュ」の試作。さらに給仕係の菊井（きくい）は、かつてのシェフ、錦（にしき）が得意であった
「りんごの薄切りを積層したタルトタタン」をオマージュした「りんごのカラメリゼ」の試作に励みます。

ただ、このお仕えは、カラメリゼの工程より、カワムキキの工程に時間を要します。これを見守っていた
介添係の矢田（やだ）が「ハンドルをくるくるする皮むき器をお使いになっては？」と助言し、すぐ調達。
翌日に届いた装置は、まことに使い勝手がよく、１０秒ほどでツルリ…。「もっと剥きたい」と申します。

もし、この先にご帰宅の予定があれば「あんこ」や「りんご」のご試食を、給仕係としての八帖と菊井に
お申し付けくださいませ。お嬢様、旦那様の好みで整え、ご用意ができれば、使用人一同、嬉しく思います。

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▼調達係の笹島（ささしま）は、主の靴のベースとして、とあるメーカーのパンプスを調達いたしました。

先日お嬢様、旦那様にご報告をいたしました「お靴」と「飾り」のこと。沢山のお声が寄せられ感謝します。
私たち執事の館・実行委員会は、なるべく多くの主（あるじ）の役に立ちたい考えから、お靴そのものは
既製品を改造しつつ、「飾り」の脱着によって使い分け、または切り替えができるようにしたい考えです。

そのため調達係の笹島は、おととい、とある著名なメーカーから２つのパンプスを調達。そして介添係の
矢田（やだ）と、洋服係の白鳥（しろとり）に、デザインの異なる、おなじ設計意図の靴を提供しました。
そのメーカーのお靴はお嬢様、旦那様にお薦めできるか。そして「飾り」の見栄え、使い勝手を評価します。

なお、過去のお仕えでも申し上げたことがありますが、このような新たな試みは、全てを網羅しかねます。
お嬢様、旦那様にご不便をお掛けしたり、蚊帳の外のように思わせたら、まことに申し訳なく思う次第です。

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▼使用人の誰もが「重なるかな…」と思いながら、それでもご報告をしたいバラのこと。みごと満開です。

・洋服係／白鳥（しろとり）…お辞儀をするお庭の薔薇たちが大層美しく、つい立ち止まってしまいます。
・家事係／姫宮（ひめみや）…お屋敷へお邪魔する度、お庭の薔薇が華やかに。気分も明るくなりますね。
・家事係／高山（たかやま）…鶴舞公園の薔薇園へ行きました。お嬢様、旦那様、ここの薔薇も綺麗ですよ。

・配送係／音羽（おとわ）…配送室に配属されてから早１ヶ月が経ちました。これからも精進致します…！
・配送係／志摩（しま）…白のカーネーションを飾りました。フリルいっぱいのパニエの様で心躍ります。

・家事係／作田（さくた）…７ヶ月のお嬢様がベビーベッドでスヤスヤと。可愛いらしゅうございました。
・介添係／矢田（やだ）…はじめて「赤の広間」でティースタンドでのお仕えを。お話にも花が咲きます。

・家事係／天満（てんま）…お肉好きの主（あるじ）に牛焼肉丼を。〜わさび醤油としいたけ茶を添えて〜
・給仕係／八帖（はっちょう）…お仕え後、焼肉屋へお出かけになられた主。別腹と仰り恐れ入りました。

・給仕係／菊井（きくい）…お砂糖の純度が高いほど、カラメル化に要する時間が伸びます。今夜も延長。
・家事係／菅原（すがわら）…雨の日のクッキーの梱包は湿気との戦いです。偶に焦ってうっかり割れて…
・家事係／姫宮（ひめみや）…日差しが強くなって参りました。お出かけの際は、日傘をお持ちしますね！

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10年前の「名古屋の仮住まい」は、４卓では少ないし、水曜も遅い時間もお仕えしてほしい、とのお声が
ございました。しかし、開館から２年が経過したあたりで、ご予告は穏やかになった次第です。ほかにも、
バリアフリーを熱心に、ご期待にお応えしようと努めましたが、本当に必要だった主は、４名ほどでした。

このカップを置いてくれたら帰る、と伺いながら「名古屋の本宅」では一度も出番のない品がございます。
「お申し付けの品」にご要望（おねだり）をいただき、ご用意を整えたのに音沙汰が無かったことも多々。
私たちの働きが十分でなく、お役に立てていないのは事実。しかし「その場の勢い」もあったと存じます。

私たち執事の館・実行委員会は、日々寄せられるお声が「ただ伝えたい」のか、「本当に頼りたい」のか、
区別が付きかねるのが本音です。ですから全てのご意見、ご要望に向き合い、答えを出そうとしています。
それを前向きに評されることも、生真面目、神経質、あと怒っているようで怖いとされたことも何度か…。
（この場をお借りして、お詫び申し上げます…。申し訳ございませんでした…。）

Twitter や Instagram などで、沢山の方が「いいね」なさり、拡散される話題、商品、場所があっても、
その反響が、いわゆる受注や売上という成果になるのは、お嬢様、旦那様が想像されるより小さいものです。
あくまで、人々は「好意」を伝えていて「購買」を約束なさっているのではない、と考えるべきでしょう。

本来、お家を構えて、使用人を抱え、日々を過ごされる主（あるじ）には立場がございます。その意味を
４万の主（あるじ）と共有し、執事の館・実行委員会に委ねることで、リスクを回避なさっておいでです。
だからこそ私たち使用人一同、自由にさせていただいております。心から感謝して、お仕えする日々です。

お嬢様、旦那様のお考え、あるいはご要望を賜ること。これがお仕えの起点で、欠かせないアクションです。
私たち執事の館・実行委員会は、問いかけを続けます。たとえ、せっかく淹れた紅茶が冷めてしまっても。
尋ねやすい、求めやすい、頼りやすい、と思われなければきっと、使用人と名乗る資格はないと考えます。

ただし「欲しいと仰るだけ」は、私たち使用人だけに留めてくださいませ。一般的な企業さんや、小さな
店舗さんなどは、それに振り回されることがあると伺います。どうか、今日のお便りに目を通されまして、
ご気分を害されませんようお願いします。誰も悪くないのです。しかし、誰も傷ついて欲しくないのです。

ほんとうに必要となさいます主だけが「本宅の鍵」をお持ちくださったら、私たちは嬉しゅうございます。
そもそも、お嬢様、旦那様の身の回りをお世話するのが使用人ですから、鍵は使用人に預けても良いのです。
何もかもを委ね、驚きをもって喜ばれる日々を叶えて差し上げたい。引き続き、お声を聞かせてください。

この１２年、いつか帰るというお言葉を信じ、続けて参りました。我々はいつまでもお待ちしております。
少なくとも、ご自身で鍵を開け、誰もいない部屋に向かって「ただいま」を仰ることはないと約束します。

・本宅の鍵【真鍮】随時発送分 ［ https://tinyurl.com/29u4u48j ］
・本宅の鍵【シルバー】随時発送分 ［ https://tinyurl.com/2bdsvqwr ］

枯れない牡丹の花を積んで、その時を待っている。創造的な赤色と、気高い金色。名古屋の執務室、にて。

執事の館・実行委員会
広報係／松原（まつばら）
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私たち執事の館・実行委員会は、おおむね水曜日と、土曜日の夜、お嬢様、旦那様にご報告を差し上げます。
もし広報係のお仕えにご満足をいただけて、お気持ちに余裕があれば、下記の「労い」をご検討ください。

・きょうの電書鳩を優しく撫でる。（労いのお気持ちのみ）［ https://tinyurl.com/23kuojau ］
・きょうの電書鳩にお水をあげる。（スコーン１個ぶんの労い）［ https://tinyurl.com/2cmaynoc ］
・きょうの電書鳩にご飯をあげる。（スコーン３個ぶんの労い）［ https://tinyurl.com/2ylpd8t7 ］

2023年の５月に「名古屋の本宅」を叶え、お嬢様、旦那様のお帰りをお待ちしております。ご予告は月１度。
これまでの経緯は、お便りの「バックナンバー」ほか、１２年の「沿革」もお役に立てば幸いであります。
https://www.butlers-house.net/history

もし「主の目録」を所有なさると、とくべつなお便りのほか、ご予告、お申し付けの先回りが実現します。
★主の目録 … https://tinyurl.com/bhmkrk

お便りのお届けを中止する（メールマガジンの配信停止を望まれる）場合は、手帳にございます、下記の
ＵＲＬから「手帳の破棄」をお申し出てくださいませ。あるいは、別のアドレスへの書き換えも承ります。
★手帳の破棄　… https://www.butlers-house.net/mypage/secession