第33号:消防法はご存知でしたか。
このお便りは、29099 名のお嬢様、旦那様に宛ててお送りいたしました。
執事の館・準備委員会の松原でございます。
気付けばもう8月となり、蒸し暑い夜が続いております。
準備委員会がたった5人のお嬢様に宛てた第1号のお便りは、
昨年の9月8日の発行ですから、あと1ヶ月で1年が経過することになります。
これまで多くのお嬢様、旦那様に関心と期待をお寄せ頂けましたことに、
改めて感謝の気持ちをお伝え致します。本当に、ありがとうございます。
お盆休みが近付き、全国各地で特色ある花火やお祭りが催される頃でしょう。
そちらのお祭りには、もう足を運ばれましたでしょうか?
素敵な夏の思い出を、心に焼き付けて頂けるよう、陰乍らお祈りしております。
さて本日は…いえ、本日も、すこし長い便りとなりますことをご了承ください。
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先週の日曜日のことになりますが、わたくし松原は愛知県田原市に足を運び、
Twitterのフォロワー30,000名様の達成を記念、お届けするアンスリウムの
生産者にお会いし、生育環境の視察を行ないました。
http://matome.naver.jp/odai/2137555526790299001
前回、20,000人の達成記念でお世話になったバラも田原市、豊川市のもの。
このほかにも電照菊やアンスリウムも、トップクラスの生産量を誇る名産でございます。
あまり知られてはおりませんが「愛知県は日本の花畑」と言っても、
決して間違いではないでしょう。
以前にも触れましたとおり、アンスリウムは熱帯の植物であることから、
日本の夏の気候に適しております。蒸し暑い気候であってもダメージを受けにくく、
色鮮やかな花(に見える葉っぱ)を長い期間にわたってお楽しみ頂けます。
いま私の手元でゆらゆらと揺れている赤いアンスリウムは、豊橋市で受取って以来、
一度も水を与えておりませんが、とくに目立った変化がございません。
枯らしてしまうことを懸念されるお嬢様にもお勧めできる一品でございます。
生産者さんに伺ったところ、「手入れを続ければ越冬できなくもないが、
基本的には秋から冬にかけて、ゆっくり衰えて行くのも自然な姿でもあるため、
この夏のあいだ、葉の艶やかな雰囲気をぜひ味わってくれれば嬉しい。」とのこと。
アンスリウムの受付は8月の中旬を予定し、お届けはヤマト便を採用。
今回は日保ちすることから、日時の指定が可能となるように調整を進めております。
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制服はこれまでに、千鳥格子のダブルと、特殊な模様のブラックタキシードを試作。
フットマン、ドアマンが着用するシングルの完成を待っているところにございます。
https://twitter.com/butlers_house/status/361438609317953536
https://twitter.com/butlers_house/status/356653059553783808
過去にお伝えしましたとおり、当館のユニフォームは生地の生産量が限られております。
したがって、従業員が増えるなど何らかの事情でユニフォームの追加が行なわれる際、
まったく同じ素材が手に入らない可能性があることを、覚悟せねばなりません。
そのとき「似た風合い、似た色合いの生地で代用」するのではなく、
「現時点でベストと思われる新しい選択」を都度、行なう所存であります。
その結果、ある程度の統一感を保ちながらも、つど新しいユニフォームが誕生し、
様々な装いでお持て成しをさせて頂くことになります。
執事やフットマンの接遇面における能力の向上と同時に、
装いの変化、成長についてもご期待を頂ければ幸いです。
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報告が遅れましたが、伏見の仮住まいは30日の火曜日に物件の契約を結びました。
お家賃の10ヶ月分の保証金が振り込まれ、順次内装の手配に取掛かっております。
しかしここで、新たな問題が浮上…タイトルの「消防法」でございます。
お嬢様、旦那様に限らずどなたでも、これまでの暮らしのなかで、
消火栓や非常扉、スプリンクラーといった設備をご覧になったことがおありでしょう。
これらは万が一、建物に火災などの非常事態が発生したとき、なるべく被害を拡げず、
安全に避難ができるように設けられた規則に応じて設置されております。
(ですから決して、適当に置かれているものではございませんよ。)
細かいことを申し上げますと、建物内の通路も幅が決まっておりまして、
建築係の橘はこれらの基準を念頭に入れて、お屋敷の質感を保とうと努めております。
そして今回、明らかになった問題は、
「電源系統をはじめとする防災設備の不具合」だそうです…。
伏見の仮住まいに選んだ物件は、建設からの年月がそれなりに経過するとともに、
当初に想定されていたよりも多くのテナント、飲食店が入居しております。
建築された時点では問題のなかった設備の容量や機能が、状況の変化によって、
少しずつ基準から外れてしまうことは、そう珍しい出来事ではないとのこと。
ただし、新たに私たちが伏見の仮住まいを設えるにあたって、
新規で申請を出す必要があり、打診の段階ではNGであろうとの見方が濃厚です。
この問題を解決しなければ、内装の工事に取掛かることができませんし、
場合によっては、スケジュールの変更を余儀なくされるでしょう…。
仮住まいとはいえ、お嬢様、旦那様に安心してご帰宅頂けるお屋敷でなければなりません。
詳細は、7日の水曜日にビル管理者様との打ち合わせを予定しておりますので、
ここで明らかになり次第、動向を報告させていただく所存です。
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話は変わりまして、「執事への申し付け」サービスで提供を予定であった、
「洋梨の栄養ドリンク」について、報告がございます。
以前より執事の館・準備委員会からお届けの準備を進めておりましたが、
このお品の価値や魅力を、私たちの言葉で表現をしてしまうと、
今度は「薬事法」という法律に抵触する恐れが出て参りました。
愛知、三重、岐阜に拠点を構えるメーカーの紹介も積極的に行ないますが、
歯に衣を着せては、ほんとうに伝えたいことを伝えられなくなってしまいます。
そこで、私たちは「執事の館・準備委員会の利益や体面」よりも、
「お嬢様、旦那様にとって価値ある情報の発信」に専念したいと考えました
今回、奥様とお嬢様にお勧めしますのは、三重県四日市市に本社をおく、
「ニュートリー株式会社」さんの「ブイクレス ラ・フランス」でございます。
この「ブイクレス」は、寝たきりの患者さんに生じる褥瘡(床ずれ)の解消を目的に
開発された栄養ドリンク。洋梨のほかにピーチ、ベリーズなど5種類の味がございます。
ふだん、お薬を用いて症状の良くしようとするところ、人間に本来必要とされる栄養素を、
ドリンクで摂取するというアプローチは、しっかりとした医学的な実績があるそうです。
病気の方にとって良いものですから当然、私たちにとっても良いものでしょう。
産後の体調が優れないお母さんや、美容を目的として愛飲されているタレントさん、
栄養管理を重視するスポーツ選手などにも愛用されているとのことです。
わたくし松原は、縁あって今年の春から毎日1本ずつ頂いておりますが、
1ヶ月ほどで疲れが取れやすくなったという自覚、それと明らかに肌の質が変わりました。
もともと不規則な生活をしていることで、効果が出やすいのかもしれませんね…。
中でも「ラフランス(洋梨)」と「ピーチ(桃)」がお気に入りでございます。
このような「良いもの」をお作りになっているメーカー様が、
法律の規制によって認知されていないとしたら、なんと勿体ないことでしょう。
健康食品については、信頼できるものから怪しいものまで、多くあるかと存じますが、
わたくし松原は自信をもって、お嬢様、奥様にブイクレスをお勧め致します。
http://nutri-shop.jp/goods/index.php?no=36
もちろん、旦那様にも。
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ここで、「お預かり金」について、現況をご報告致します。
現時点で14のお問い合わせを頂いており、運用の背景を説明する資料作りを、
公認会計士、司法書士の先生ともに急ピッチで進めております。
なお念のため「お預かり金」がなくとも、ホームページに記載する全てのサービスは、
全ての主に提供されます。くれぐれもその点について、ご安心頂ければ幸いです。
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また7月17日より「主の手帳」における新規記入が有料化されたにも関わらず、
これまでに100名を越える記入を頂きました。本当にありがとうございます。
ご希望の敬称、お誕生日などの登録内容は、下記のURLからご確認ください。
※新規登録を頂いた方は、お名前と都道府県のみが反映された状態です。
お手を煩わせてしまい恐縮ですが、再度のご記入をお願い申し上げます。
※携帯電話の機種変更、アドレス変更を予定されている方は、
必ず、このURLをお控えください。ブックマークが便利かと存じます。
「主の手帳(試作版)」に寄せられるご質問とお答えは、
下記のページにまとめております。お困りの際はご参照下さいませ。
http://bit.ly/bh_mail
もし「主の手帳」を破棄(退会)を希望される場合は、下記より申し付け下さい。
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さて、これまでお届けした、執事の館・準備委員会からのお便りは、
バックナンバー( http://bit.ly/bh_past )の頁からご覧頂けます。
この閲覧に必要な合言葉を、つど最新のお便りに掲載しておりますので、
適宜、ご利用頂ければ幸いに存じます。
本日、バックナンバーの合い言葉を「unimall」としました。
名古屋駅から、国際センター駅の間を繋ぐ、巨大な地下街の名称にございます。
とくにこの暑い夏の時期には、空調の効いた通路が本当に有り難いものです。
しかし、ここを通るときは、コメダ珈琲の「シロノワール」、スターバックスの「ラテ」、
ゴディバの「チョコレート」、パステルの「プリン」、ヴィドフランスの「くるみパン」などが、
優しく胃袋を誘惑してきますから、気をつけねばなりません。孤独な夏の戦いでございます…。
私は、なるべく意識しないように歩いておりますが。
…。
5回に1回の確率で、パステルの「なめらかプリン」に負ける松原でございます。
アンスリウム揺れる自室の窓際より。
松原
このメールは、執事の館・準備委員会よりお送り致しました。
執事の館へのご要望、お問い合わせは info@butlers-house.net までお寄せ下さい。