第26号:時計とかばんを直します。
このお便りは、20838 名のお嬢様、旦那様に宛ててお送りいたしました。
執事の館・準備委員会の松原でございます。
今週末は日本列島、全国的に晴れ間の広がる地域が多く、
絶好のお洗濯日和。お出掛けの方も多くいらっしゃることと存じます。
そちらの空は、どのような色をしておりますでしょうか。
さて、主の手帳(正式版)は、水面下で稼働テストを繰り返しております。
20,000を越えるお嬢様、旦那様の閲覧に耐えうる環境の構築とテストを、
十分に繰り返したうえで、ご案内を差し上げたいと考えております。
当初6月中の移行を予定しておりましたが、7月に掛かる見込みが
濃厚となっておりますことを、お伝え申し上げます。
また正式版への移行にともなって、新たに主としてご記入頂く際に、
事務手数料を頂戴する運びとなっております。
具体的な金額については現在検討を行なっておりますが、
およそ3,000円から5,000円の範囲と、お考えください。
もちろん既に試作版でご記入頂いた皆様からは、正式版への移行、
記入内容の変更などの際に費用を頂きませんので、ご安心ください。
ご自宅でのお茶、お食事を中心にお寛ぎ頂く「執事の館」は、
前のお便りでもお伝えしたとおり、東海地方の名産品や旬のものを、
一手間加えて、お嬢様や旦那様にお届けしたいと考えております。
遠方にお住まいであるなど、やむを得ない事情によって
ご帰宅が叶わないお嬢様、旦那様にもご利用頂ければ幸いに存じます。
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ところで、執事という言葉に紐づいたイメージは、
日本国内ではコミックやアニメーションの影響が色濃く、
やや限定的な役職を想像されることが多いように思われます。
(Wikipedia「執事」の項をご参照ください。 http://bit.ly/wiki_stj)
私たちが取組みたいのは、主となる方の困りごとを解決し、
日々をより豊かに、快適に暮らして頂くことであります。
もし私たちがタキシードを着て、料理の給仕をしているだけなら、
「執事の館」は雰囲気の良い飲食店と何ら変わりません。
そのいっぽう、現実的な話をすれば、日本の法律のうえでは、
「執事の館」は一般飲食店として振る舞わなければなりません。
その線引きが非常に曖昧であることは、過去のお便りでも取り上げましたが、
法律に抵触しない範囲で、料理以外のサービスにも着手したいと考えております。
そのひとつが、表題の「時計とかばんの修理」でございます。
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お嬢様、旦那様、いまお手元に動きの悪くなった時計はございませんか。
日頃のお使いに支障のあるお鞄、お財布はございませんか。
もしお困りでいらっしゃいましたら、私たちに修理をお申し付けください。
ご帰宅の際にお持ち帰り頂いても結構ですし、当館ホームページから
申し付けを頂ければ、郵送でのお預かりを段取りさせて頂きます。
メーカーや年式なども問うておりませんし、保証書なども必要ありません。
職人の言葉を借りれば、「時計の基本さえ分かれば、あとは応用するだけ」
とのこと、無名のブランドでも問題なく対応が可能でございます。
(部品の供給が完全に停止したブランドは、都度ご報告致します。)
またお鞄、お財布についても同様であります。
こちらは、提携先に染料、塗料の開発に長けた工房がございまして、
皮素材、布素材の防汚効果に優れた特殊コーティング技術が自慢です。
購入されたばかりのバッグなどをお持ち頂ければ、2〜3週間かけて、
見た目にはなんら変わりなく、汚れや色移りのしにくい状態に仕上げます。
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残念ながらお屋敷では、愛知県警察本部および公安委員会様との約束で、
「目の前で修理をすること」ができませんが、時計や革製品に明るい執事が、
大切な品をお預かりして、職人の元へと届けて参ります。
お嬢様、旦那様にとって、思い出や愛着のあるお時計、お鞄など、
この先5年、10年と長くお使い頂くために、出来る限りお手伝い致します。
なお修理の可否や、金額に関するお問い合わせは、お申込みの際にお尋ねください。
(見積までの費用は頂きませんので、気軽にお声掛け頂ければ幸いに存じます。)
■執事に時計を修理させる
http://bit.ly/bh_w_repair
■執事にかばん・財布を修理させる
http://bit.ly/bh_b_repair
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主の手帳(試作版)に記入されました内容は、そのまま主の手帳(正式版)や、
館の台帳に移行されます。それまでの間に、内容の変更をご希望される場合は、
下記URLより申し付けください。速やかに反映いたします。
また「主の手帳(試作版)」に寄せられるご質問とお答えは、
下記のページにまとめております。お困りの際はご参照下さいませ。
http://bit.ly/bh_mail
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本日も長いお便りになってしまいますことを、謹んでお詫び申し上げます。
ここで毎回の恒例、バックナンバーの閲覧パスワードをお伝えします。
今回のパスワードは「misonoza」、名古屋市中区の伏見エリアにある、
歌舞伎の劇場として有名な、「御園座」さんから綴りをお借りしました。
地元名古屋では、いっとき話題となりましたが、
今年3月から劇場としての運用を休止し、5年後の夏を目標に、
高層ビルを伴った劇場施設としてリニューアルを予定されております。
戦前から続いてきた、歴史ある文化拠点の動向に、今後も目が離せません。
現段階では詳しいことは申せませんが、既報のとおり、
執事の館・仮住まいは、伏見駅から徒歩2分の場所に開かれます。
もしかすると近い将来、当館に帰宅される皆様とともに、
御園座の新しい幕開けを見守ることができるかもしれませんね!
余談ですが私、御園座の一時休館にともなって、あの売店で売られていた
「アイス最中(もなか)」がどう扱かわれるのか気に掛けておりましたが、
ホームページで販売を継続されているようです。
これがまた、美味しいんですよ!
ぱりぱりのモナカの中にですね、バニラや小倉の(以下略
閉店間際の珈琲屋・明楽時運(あらじん)にて
松原
このメールは、執事の館・準備委員会よりお送り致しました。
執事の館へのご要望、お問い合わせはinfo@butlers-house.netまでお寄せ下さい。