本日もお勤めごとに、お疲れ様でございました。お嬢様、旦那様、ここのところ手応えといいましょうか、
長く取り組まれていた事柄に向上を体感なさったり、新しい段階への挑戦をお考えの頃かと存じます。

まことに良いことです。昔から「思考は現実化する」と申しますし、いますぐに着手ができなくとも、
心のアンテナを広げておけば、じきにその時が訪れます。もし夢や目標についてお考えになったら、
胸に秘めておくのも結構ですが、紙に書き出してみたり、どなたかにお話しなさいますと良いでしょう。

不思議なもので、私はこうしたい、私はこうありたいとお嬢様、旦那様が出力なさいますご経験が、
その通りにことが運ぶ次第です。これはまやかしでなく、著名なスポーツ選手や経営者も取り入れる、
典型的なアプローチとして、頭の片隅に置いていただければ幸いに存じます。

もちろん、私たち執事の館・準備委員会も、お嬢様、旦那様にお喜びいただく為になにをするか、
諸々の出来事がございましたけれども、いわゆる「手段」ではなく「目的」を見失わないようにして、
日々のお仕えを続けて参りました。今日は、その辺りについて執事の館・準備委員会、広報係の
わたくし松原（まつばら）より報告を差し上げたいと考えます。よろしくお願い申し上げます。

2015年は「晩秋の革命」と呼びましょう。本日はこの裏側を中心にお伝えできれば幸いです。

▼ #愛知県祖父江町の銀杏 は、お申し付けの開始から僅か１分足らずで満了を迎えてしまいました…。
▼ #名古屋の仮住まい 東桜（ひがしさくら）の活躍、盛付係の牛島（うしじま）による技量の向上を。
▼ #名古屋の仮住まい 2015年12月より、給仕係に50代の男性使用人が加わり、お仕えいたします。
▼ 執事の館・準備委員会は、日本郵便（ゆうぱっく）さんと荷扱いについての協議をおこないました。

今夜も冷えます。ネパール茶の試飲に用いた茶葉でよろしければ、ポットを運んでまいりますね。
口当たりがまことに柔らかく、品のよい甘みを覚えるお茶は、晩秋の寛ぎに最適かと存じます。

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▼ #愛知県祖父江町の銀杏 は、お申し付けの開始から僅か１分足らずで満了を迎えてしまいました…。

先週末、執事の館・準備委員会の配送係・宝生（ほうしょう）がご用意差し上げましたお品のうち、
多くの追加を望まれていた金木犀の #愛知県名古屋市のフレグランス は早々に追加分を満了しました。
これと並ぶように満了を迎えたのが、なんと #愛知県祖父江町の銀杏 …１分足らずの出来事とのこと。
この大きな反響を、私たち執事の館・準備委員会は大変な驚きと、感謝をもって受け止めております。

いまから２年前のこと。私たち執事の館・準備委員会は #愛知県田原市のキャベツ を、主の皆様から
お申し付けいただいた経験がございましたが、それよりも値の張る、嗜好性の高いお品に対して、
これほどまでに好評を賜ったことは、目がさめるような思いにございます。ありがとうございます。

Twitter では、とあるお嬢様が「銀杏戦争だ…」と冗談交じりに呟かれていらっしゃいましたけれども、
実はこのお申し付けが落ち着いたあとに、かつて座談会の配信でお世話になった愛知県庁の職員さんや
執事の館・準備委員会の関係者から、「祖父江町を話題にしてくれてほんとうに嬉しい」という趣旨の
お手紙を頂戴いたしました。私たち過去３年間の取り組みのなか、このような感謝をいただく機会は、
まず滅多になく、愛知県、岐阜県、三重県の東海３県に根ざしたお仕えを志す私たちにとって、
きわめて衝撃的な出来事であった次第を、ここに謹んでご報告差し上げとうございます…。

今後も引き続き、配送係の宝生、調達係の守山（もりやま）、わたくし松原も出来る限り加わって、
お嬢様、旦那様に喜ばれるお品の手配、調整に勤める所存にございます。

なお #愛知県碧南市のプライパン は、若い職人が表面の研磨をしている最中に誤って割ってしまい、
すぐに試作第２号に取り掛かったとの報告が。技術の向上には失敗もあるでしょう。この経験を重ねて
更に良いものをお届けできるとすれば、失敗にすら価値がある。お気になさらず、と伝えてございます。

お申し付けの品は、その大半が満了を迎えておりますが、 #愛知県小牧市のスコーンセット や、
#愛知県北設楽郡の手羽元 などに多少の余剰がございますので、ご入用でしたらお申し付けください。

https://www.butlers-house.net/cart

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▼ #名古屋の仮住まい 東桜（ひがしさくら）の活躍、盛付係の牛島（うしじま）による技量の向上を。

既報のとおり #名古屋の仮住まい に加わりました東桜（ひがしさくら）は、飄々とした佇まいのまま、
給仕係の徳川（とくがわ）が途方に暮れるほど多彩な品を、１階の配膳室に運びこむ日々が続きます。
つとめて必死に品目と詳細を覚えようと努める伏見（ふしみ）も困惑をしておりますけれども、やはり
主の皆様に自信をもってお勧めできる展開はまことに喜ばしい、と給仕報告書でも触れておりました。

ここで執事の館・準備委員会は、新たに盛付係として、料理の見栄えを演出する牛島（うしじま）を、
#名古屋の仮住まい に登用。ご帰宅の折「白の部屋」でご覧いただくデザート・ワゴンの飾り付けや、
使用人にお申し付けくださいましたお品の盛り付けにおいて、こと細かな指導がなされております。

その結果、デザート・ワゴンに革命が起きた次第にございます。

ことし９月まで #名古屋の仮住まい にご用意をしておりましたお料理、お菓子から種類も増えまして、
そのディスプレイが劇的に改善した事実は、おそらくお嬢様、旦那様も目を見張られるはず…。
今だからお話しでき、かつ、もう既にお気付きのことと存じますが、 #名古屋の仮住まい は開館以来、
ほんらい給仕に加わるはずのシェフから、盛り付け指導を受ける機会は皆無に等しゅうございました。

この勢いで、お話しをいたしましょう…。私たち執事の館・準備委員会は、きょう行われた会議にて、
家事係のシェフ錦（にしき）の懲戒解雇を決定いたしました。主な理由は「無断欠勤」ですが、
今日までのお仕えにおいて、 #名古屋の仮住まい ２階厨房の扱い方や、他の使用人に対する言動も
看過できない水準にあると見ております。当然、これらの是非を話し合う場が設けられましたが、
11月に入ってからは一度も反応がない状況。これには多くの使用人、関係者が困惑をしております。

これは、あくまでもわたくし松原の私見にございますけれども、これまで幾たびも退職を仄めかして、
ついには他の使用人が給仕に励むなか退職届を叩きつけた挙句、今後の動きを吹聴してまわる次第…。
そして体調を崩して緊急入院。自分が居なければ成り立たないだろうとたかを括っていたところに、
スペア・キッチンが稼働し、ご予告にお応えをしていたとなれば、プライドは相当に傷つくでしょう。

話は戻りますけれども、シェフが離れてしまった #名古屋の仮住まい に、東桜や牛島といった本職が、
献身的にサポートをし、使用人それぞれが応えるようになった背景には、今まで現場に対して、
良く言えば尊敬ですが、悪く言えば遠慮のようなものがあったのではないかと存じます…。
決して心根の悪い人物ではございませんけれども、いかんせん「皆で助け合いながら仕える」という
観点が欠けたまま、放置しておく訳にはいかないというのが、私たち執事の館・準備委員会の見解です。

いま #名古屋の仮住まい は、これまで以上にお仕えがしやすく、誇りを持てるようになっているとか。
学ぶべきところは謙虚に学び、教えられることは惜しみなく教える関係性が醸成されつつございます。
その心のあり方が、デザート・ワゴンや、お皿の盛り付けに現れ始めたとしても過言ではないでしょう。

晩秋の革命は、まだ始まったばかりにございます。
お嬢様、旦那様にも是非、この様子をご覧いただき、叱咤激励をいただければ幸甚です。
#名古屋の仮住まい へのご帰宅予告は「主の手帳」より承ります。今週末のご予定は如何でしょうか。

https://www.butlers-house.net/reservation

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▼ #名古屋の仮住まい 2015年12月より、給仕係に50代の男性使用人が加わり、お仕えいたします。

ところで、執事の館・準備委員会の採用係・菊井（きくい）は、先日のお手紙でも触れましたように、
給仕係に志願する50代男性との面談を実施。履歴書や職務経歴書、またこれらに添えられた手紙から
期待されていた人物像に合致するものとみなし、即日に採用を決定したことをご報告申し上げます。

面談のち、わたくし松原もご挨拶をさせていただきましたが、とても綺麗な言葉遣いと身のこなし。
お若いころ、舞台芸術の分野に携わっていらっしゃったと伺い、たいへん納得した次第にございます。
実は面談の当日、久しぶりに着用なさったスーツが裂けてしまったというエピソードを伺いまして、
しっかりとしてみえるお人柄に、面白さを見出しましたが、さて、お嬢様、旦那様にお仕えして、
粗相がなければ良いのですけれども…。

いっぽう介添係として加わった日比野（ひびの）も健闘しているとのこと。真面目な性格も手伝って、
盛り付けや洗濯などを丁寧にしすぎるきらいがございますけれども、家事係の常磐（ときわ）や、
滝川（たきかわ）らの指示をしっかりとなぞろうとする頑張りは、誰の目から見ても明らかなこと。
合流して間もない歌里（うたさと）も、これに感化されて成長する様子が報告されてございます。

新しい仲間が加わることによって、これまでお仕えしていた使用人が新しいステージに上がります。
晩秋の革命はここにも…全ては、お嬢様、旦那様にとって快適な日々が続きますように。

そういえば先日のご帰宅予告に、日比野のお仕えを望まれるお声があり、初めてクロークに立って、
主をお迎えしたとのこと。たいへん緊張をして、頭が真っ白になってしまったと申しておりました。
今後もひきつづき温かくお見守りいただければ、幸いに存じます…。
https://www.butlers-house.net/reservation

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▼ 執事の館・準備委員会は、日本郵便（ゆうぱっく）さんと荷扱いについての協議をおこないました。

話は変わりますけれども、ここのところ #お申し付けの品 の配送における事故が増えつつございます。
軽微なものは黒箱や赤封筒に傷が付いたり汚れたりする程度ですが、これが酷くなると箱が潰れて、
裂けてしまうものもあり、ご迷惑をお掛けした主にはたいへん申し訳なく思う次第にございます…。
しかし、これまでお届けをした品数に対して、事故の報告が増えてきている事実は見過ごせません。

このことから、配送係の宝生は日本郵便（ゆうパック）さん、名古屋市西区の名古屋中央郵便局にて、
荷扱いの現況を尋ねながら、未然に事故を防ぐ方策について情報を共有する機会を持ちました。
とはいえ具体的にどこがどう宜しくないのか、という話はできませんけれども、少なくとも私たち
執事の館・準備委員会が発送させていただくお品は月あたり2,000を超える実績がございますゆえ、
改善の一助となれば幸いに存じます。

お嬢様、旦那様、まったく関係のないお話をしてもよろしいでしょうか？これまでに街中で
自転車のカゴに、ゴミが捨てられている様子をご覧になったことはございませんか。空き缶や吸い殻、
おそらく通りかかった人が考えなしに放り込んだものと思いますけれども、その両隣の自転車には、
なぜか誰もゴミを入れない傾向にございます。これは路上でも、同様のことが生じております…。

うろ覚えで恐縮ですが、ゴミがカゴに入れられてしまう自転車と、そうでない自転車の違いは何なのか、
真面目に調べた学者さんがいらっしゃいました。その結果は確か、最初からカゴに何か入っていたり、
フレームが汚れている自転車に、ほぼ「無意識に」ゴミを入れられてしまうという結果にございました。
これは、配送においても同様のことで、荷受けの段階でぞんざいな扱いによって荷物を汚されますと、
のちのち、雑な扱いをされていくであろうことが、容易に想像できますね。

「神は細部に宿る」という言葉は、ひとの無自覚な行動をあらわす見事な表現ではないかと存じます。
きわめて小さなぶぶんを丁寧に仕上げることが、最終的な出来栄えを大きく左右することに、おそらく
お嬢様、旦那様も幾つかお心当たりがあるのではないでしょうか。

振り返れば #名古屋の仮住まい の「晩秋の革命」も、そもそもは「整理整頓」が契機にございました。
しっかりと挨拶をする、お掃除を欠かさずにする、という基本的な事柄を徹底し始めたことによって、
良し悪し様々な出来事はございましたけれども、全体の向上に繋がっていると確信しております。

きょうは余談が過ぎました。申し訳ございません…。

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晩秋の革命、真っただ中の #名古屋の仮住まい は、あす12日（木）にお休みを頂戴しまして、
あさって13日（金）から再びお仕えに戻ります。ここで介添係の矢田（やだ）からのメッセージを。

「賑やかなハロウィンは過ぎ、可愛いクマちゃん達も白の部屋で、大人しくしているようでございます。
ただ夜になると「クリスマスには、どんなドレスを着る？」「私はフリフリフリルがイイわ！」
なんて、大きなクマちゃんも、小さなクマちゃんもお話しているようでございますよ。
ばぁやも、のんびりしてはいられません。少しずつ準備を始めましょう。
お嬢様、旦那様、今年はどんなクリスマスにいたしましょう？」

そうですか、あと１ヶ月と少しでクリスマス…それが終われば年越しの準備…早いものでございます。
「ハロウィンの日」が「トリック・オア・トリート」でお楽しみを頂けましたから、「クリスマス」は
何をしてお喜びをいただきましょう…？しかし #名古屋の仮住まい には煙突がございませんから、
サンタクロースさんには別宅にお届けいただくように伝えておかねばなりません。

そう。お部屋のお掃除は、小さな革命の火種でございますよ、お嬢様、旦那様。
お片づけに手が足りなければ、家事係の滝川を呼びましょう。いえ、そう遠慮なさらずに。

バニラの香りに満ちた、晩秋の執務室より。

執事の館・準備委員会
広報係・松原（まつばら）

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このお手紙を初めてお受け取りになる主には、事前の説明もなく、
唐突なものに映ったかと思います。何卒、お許しをくださいませ…。

この機会に、私たち執事の館・準備委員会のあゆみをご覧頂けますと幸いです。
（お読みになる際は、過去の号から遡って御覧になることをお勧めしております。）
https://www.butlers-house.net/blog/entries

また「主の手帳（マイページ）」は、手帳係が少しずつ入力欄を追加しており、
これがお嬢様、旦那様のお人柄を知る貴重な機会となっております。
苦手な食べ物、給仕の際のご希望をお書き添え頂ければ、使用人一同がかならず拝見をいたします。
https://www.butlers-house.net/member_login

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