第164号:トントン・ツー。
このお便りは、29543 名のお嬢様、旦那様に宛ててお送りいたしました。
お嬢様、旦那様、きょうも蒸すような暑さ。お空からは雨が降ったり、強く照りつけたり、
どうも気まぐれなお天気に、振り回されてはいらっしゃいませんでしょうか…?
急な風雨に晒されたり、空調による温度変化なに、お身体に負担が掛かっていなければ良いのですが。
きょうも執事の館・準備委員会の広報係、わたくし松原より #名古屋の仮住まい の近況とともに、
#申し付けの品 の進捗をご報告させていただきとうございます。髪を乾かしながらで結構ですので、
少しの間、お耳を傾けていただければ幸いに存じます。よろしくお願い申し上げます。
▼ 執事の館・準備委員会は引き続き体制の見直しを。鍵は委任とコミュニケーションでございます。
▼ お嬢様、旦那様。 #名古屋の仮住まい 「緑の部屋」でティーパーティは如何でございましょう?
▼ #名古屋の仮住まい 「白の部屋」のエアコンが今年も不調。いま、その原因が判明しつつあります。
▼ #名古屋の仮住まい は、2015年7月30日より、木曜日も「ブレイクタイム」のお仕えをいたします。
▼ 執事の館・準備委員会、調達係の守山、配送係の宝生が手配する #申し付けの品 について進捗を。
本日は、上記5件についてお伝えしとうございます。明日も早くにお出かけと伺っておりますので、
できるだけ手短に…もしお疲れならば明朝に改めますので、遠慮なさらずにお申し付けくださいませ。
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▼ 執事の館・準備委員会は引き続き体制の見直しを。鍵は委任とコミュニケーションでございます。
先月の中旬から激動の渦中にある執事の館・準備委員会は、水面下で大きな動きが相次いでおります。
これまで委員会の各係や、 #名古屋の仮住まい の使用人それぞれの力量で乗り切っていた業務が、
いつしかオーバーフローを起こしていたり、極めて軽率なケアレスミスを続発するなどして、
恥ずかしながらも業務フローの見直しが迫られていることは、申し上げるまでもございません…。
あくまでも #名古屋の仮住まい は、お嬢様、旦那様のご自宅という位置付けにございますけれども、
そこでお仕えする人員は、表に立つ者、裏に隠れる者も含めて総勢で30を超える大所帯にございます。
おそらくすでに「家業(かぎょう)」ではなく「企業(きぎょう)」の域に到達をしておりまして、
「組織形成のあり方から見直すべき段階」にあると断言をしても良いでしょう。
ここでいま、執事の館・準備委員会が取り組みますのは、冒頭にも述べましたように、「委任」と、
「コミュニケーション」の2通りのアプローチ。今日まで、それぞれの係が善意に基づいて独断をし、
なるべく滞りないよう業務を遂行してまいりましたが、改めて権限を分割して、再び割り当てることで、
『自律した運用』を志す所存。そして、この土台にございますのが、「コミュニケーション」です。
執事の館・準備委員会に加わって間もないメンバーと、古くから属するメンバーとの温度差を解消して、
それぞれの業務のフローを把握するだけでなく、日々お嬢様、旦那様にお仕えする其々の意義までをも、
耳を傾けて共有するために、できるだけ多くの時間を割くように心がけている最中にございます。
これは、わたくし松原も例外ではなく、製菓係の黒川や、調達係の守山と同様に、比較的初期から
執事の館・準備委員会に参画したメンバーとして、まいにち何方かと数時間の会話をしております。
その分、広報業務に割く時間が減っていることについては既にお気付きのことと存じますけれども、
どうかお許しをくださいますよう、重ねてお願いを申し上げます。
いま調達係の守山が、執事の館・準備委員会の各種業務フローの見直しと、単純化を進めております。
これを手帳係の長筬がシステムに機能を実装するなどして、業務の効率化を図ると同時に、なるべく
安定した運用ができるものと期待をしております。もうしばらく、ご辛抱をくださいませ。
もちろん #名古屋の仮住まい は、変わらずにお仕えを致しております。
お嬢様、旦那様のご帰宅を、使用人一同、心からお待ちしております。
https://www.butlers-house.net/reservation
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▼ お嬢様、旦那様。 #名古屋の仮住まい 「緑の部屋」でティーパーティは如何でございましょう?
さて、長らくお待たせをしておりました #名古屋の仮住まい の「緑の部屋」は、ようやく準備が整い、
来る2015年7月27日(月)より、暫くは平日の夕方に2卓ずつ、お迎えをできる運びとなりました。
これまでに行われたリハーサルのなかで、やはり当面は「ブレイクタイム」の給仕を続けることで、
使用人にかかる負荷を慎重に判断する必要があるとの見通し。何卒、ご了承をくださいませ。
既にお給仕の当日まで2週間を切る段階にございますゆえ、予告スケジュールの変更手続きには、
手帳係の長筬による手直しが必要でございます。これは準備が整い次第、改めて広報係の Twitter や、
次号以降のお手紙(メールマガジン)にてご案内差し上げる所存にございます。宜しくお願い致します。
「緑の部屋」の正式稼働により #名古屋の仮住まい としては初めて4名同時、個室でのお仕えが実現。
開館以来、3名以上でのご帰宅を望まれる声が数多く寄せられておりましたが、このご要望にようやく
お応えできますことを、わたくし松原としても大変嬉しく、かつ緊張しながら経過を見守っております。
なお、誠に勝手ながら「緑の部屋」も「白の部屋」と同様に、空席の扱いを "1/4のお給金負担" として
ご理解くださいますよう、重ねてお願いを申し上げます。お一人でのご滞在は、「白の部屋」よりも、
いくぶん割高なお給金になるかと存じますけれども、シックで落ち着いたグリーンの空間に身を委ねて、
心ゆくまでお寛ぎをいただけましたら、私たち執事の館・準備委員会としても嬉しく思います…。
追ってご案内を致しますまで、もうしばらくお時間をくださいませ。
【執事の館】準備委員会(広報係/松原) 公式Twitterアカウント
https://twitter.com/butlers_house
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▼ #名古屋の仮住まい 「白の部屋」のエアコンが今年も不調。いま、その原因が判明しつつあります。
昨年の夏に続きまして、今年も #名古屋の仮住まい の「白の部屋」を冷やすエアコンが不調とのこと。
吹き出し口から出てくる風が極めて弱く、冷たさを感じない、との報告が介添係から寄せられました。
これを受け、家電の類に強い調達係の守山が動き、メーカーの修理担当者と調査に乗り出しました。
報告によりますと、エアコン自体の動作は問題なし。念のために調べた室外機の外気温を計測すると、
周辺の温度が摂氏50度近くまで上昇していたことが判明。この原因は「白の部屋」の室外機が
「玄関のエアコン」、「厨房のエアコン」の2台の室外機に挟まれ、近接して置かれていたことが
原因ではないかという見方をしております。
執事の館・準備委員会は、急ぎウォータースプレー(噴霧器)を手配、吸気温度を下げる施策を、
連休明けて以降に取り掛かる運びとなりました。これで症状が解決すれば良いのですが、これまでの
ご滞在で、ご不便をおかけした主の皆様には、謹んでお詫びを申し上げます次第でございます…。
もしも暑さが過ぎるようでしたら、遠慮なさらずに館内の給仕係、介添係にお申し付けくださいませ。
何からの方法で涼を提供できますように、精一杯のお仕えをさせていただく所存にございます。
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▼ #名古屋の仮住まい は、2015年7月30日より、木曜日も「ブレイクタイム」のお仕えをいたします。
既に #名古屋の仮住まい 介添係の Twitter アカウントで、矢田(やだ)から報告がございました通り、
2015年7月30日(木)から、試験的に木曜日の「ブレイクタイム」を行うことが決まり、使用人一同、
お嬢様、旦那様のお迎え準備にいそしむ日々を送っております。
これまで、木曜日にしか自由な時間が取れない、この日にしか名古屋に滞在できないというお声に、
#名古屋の仮住まい に使える給仕係、家事係が応えたもの。介添係(ばあや)はお休みを頂きますが、
2段、3段のスタンドを用いた、所謂「アフタヌーン・ティーセット」の給仕は大変好評にございます。
温かい紅茶とお菓子をお楽しみになったあとは、日頃、まとまった時間がなくて進められない読書や
編み物、お勉強などにご専念いただければ幸いです。もし、使用人の誰かがお役立てるようでしたら、
お声がけをくださいませ。それぞれの得意分野や、過去の経験からご助言を差し上げとうございます。
先述の「緑の部屋」よりも明るく、広々とした空間でお楽しみいただく木曜日の「ブレイクタイム」。
今後さらに、「ナイトティー・タイム」や「ブレックファスト・タイム」など、趣向を凝らした給仕を
使用人一同で検討しておりますことを、申し伝えておく次第でございます。何卒、ご期待くださいませ。
お嬢様、旦那様、木曜日のご都合は如何でいらっしゃいますか?
https://www.butlers-house.net/reservation
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▼ 執事の館・準備委員会、調達係の守山、配送係の宝生が手配する #申し付けの品 について進捗を。
さて、本日最後の話題は、執事の館・準備委員会が準備を進めております、新たな #申し付けの品 。
委員会の再編と同時に手配を進めてまいりました、過去にない取り組みが次々と具現化しております。
現段階で明らかになっているものを、順不同でご紹介させていただきまして、早ければ次の週末、
【2015年7月25日(土)21時10分】より、申し付けを賜る所存にございます。ご参考までに…。
#愛知県小牧市のフィナンシェ
茶葉を焼成前に取り除き、より抽出時間を長くした「アールグレイ」と「ダージリン」が大変好評。
先日のお申し付けにおいても、300箱のご用意がすぐさまに満了するほどの反響にございましたが、
昨今の乳製品不足、とりわけ「カルピス社の発酵バター」の品薄が、極めて深刻な状況にございます。
執事の館・準備委員会としては、出来うる限りの手立てをもって、この手配に努めておりましたが、
先日、製菓係の黒川のもとに、80kg分の発酵バターが届いたとの朗報がございました。
#愛知県岡崎市の手持ち花火
調達係の守山が手配を進めます、おそらく現時点、国内で最高級の「手持ち花火」のコレクション。
15種類を超える様々な花火を数十本にまとめまして、かつて #愛知県田原市のアンスリウム に添えた
燃焼時間2分を超える最高級の線香花火も同梱することになりました。現在、これに合わせた黒箱を、
千音寺(せんのんじ)が試作しておりますので、近日中にご案内ができるものと思われます。
#愛知県名古屋市のフレグランス 試用版
この夏、執事の館・準備委員会に合流した「調香係」による、お嬢様のためのフレグランスを6種類。
こちらも #愛知県尾張旭市の紅茶 のためにお作りしました、ブックケース型の黒箱に収めましょう。
「クチナシ」や「オレンジとチョコ」、「バニラとベチバー」など優しい香りを中心に取り揃えまして、
0.5mlずつの容量(およそ10回の噴霧量)を、それぞれテスターボトルに入れてお届けいたします。
#愛知県名古屋市のフレグランス バニラとベチバーの香り
上記の「試用版」から「バニラとベチバー」を先行して申し付け賜りとうございます。といいますのも、
ベチバーには虫さんが苦手な成分が含まれており、古くから虫除けとして活用されていたもの…。
しかしこのフレグランスは、バニラの甘い香りが絶妙にございまして、ぜひともお洋服などの上から、
しゅっとひと吹き、良い匂いを漂わせていただければ、悪い虫さんを寄せ付けずに済むことでしょう。
是非とも、この夏にご愛用いただきたく、急ぎ #申し付けの品 として手配を進める所存にございます。
#愛知県稲沢市のポン菓子
既報のとおり、過去数回にわたってご報告を差し上げておりました #三重県名張市のコシヒカリ と、
四国は徳島県産の「和三盆」を惜しみなく使いました、こちらも国内最高級と思わしき「ポン菓子」は
黒箱の試作も終えまして、あとはお嬢様、旦那様から申し付けを賜るのを待つばかりでございます。
ただ、この製造工程を分析しましたところ、1日あたり「ポン」できるのは80箱までが限度と判明。
8月発送分は合計160箱となる見通しにございます。僅少となりますことをご容赦くださいませ…。
#愛知県北名古屋市のジェラート
執事の館・準備委員会がお付き合いをするメーカーは多様にございまして、ついには何方もが知る
大手メーカーのOEM先との提携も進んでおります。強力な生産体制や、徹底された衛生基準は、
今後、お嬢様、旦那様にご提供差し上げますお品において、絶大な信頼を誇るものと存じます。
ただし、企業間取引における機密保持契約が足かせとなることで、これまでのように柔軟な広報体制が
敷けないことをご了承いただきとうございます…何卒、お許しくださいませ。
既に #愛知県北名古屋市のチョコレート の試作でお世話になっているメーカーから、お嬢様、旦那様の
お口に合えば…と並行して試作がなされていたのが、市販品よりも圧倒的な分量でフルーツを配合した
極めて贅沢なジェラートでございました。現段階で候補にございます5種類のフレーバーのなかから、
試食用として幾つかを、お申し付けいただきたいと考えております。チョコについても、後日…。
以上のお品を調達係の守山、配送係の宝生、そして広報係の松原が連携、準備を進めております。
このほかにも、製菓係の黒川が試作を行います #愛知県小牧市のかたいプリン も実現の見通しが濃厚。
今週中にまた改めて進捗をご報告を差し上げますので、何卒ご期待くださいますようお願いいたします。
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最後になりましたが、先月に申し付け賜りました #ネパールのお茶 は、黒箱の梱包準備が整いまして、
2015年7月15日に発送をおこなう予定にございますことを、謹んでご報告差し上げます。
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ところで #名古屋の仮住まい の「緑の部屋」には「電鍵」を置かせていただきました。
これは、かつてモールス信号が主流であった時代に、通信方が操作なさった金属製の装置でございます。
その多くは横方向に広がる蝶の羽のような形をして、トントン、ツー、という表現を
凄まじいスピードで行っていたのだという話を伺ったことがございます。
先述のように「緑の部屋」は、 #名古屋の仮住まい で初めて運用する「個室」でございますから、
もしもお嬢様、旦那様が、使用人を呼び出したいときの合図として、金属製のベルでは事足りません。
そこで、調達係の守山によって改造された「電鍵」を「緑の部屋」に置かせていただきました。
来月から「緑の部屋」ではトントン、ツーと、使用人をお呼び出しください…というのは冗談でして、
単に「カチッ」と触れていただければ、給仕係がお部屋に参りますので、ご安心をくださいませ。
難しいことは使用人に委ねて、気兼ねないコミュニケーションをお楽しみいただければ幸甚です。
遅くなりました。本日はこれにて失礼いたします。おやすみなさいませ。
松原
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このお手紙を初めてお受け取りになる主には、事前の説明もなく、
唐突なものに映ったかと思いますが、お許しくださいませ。
この機会に、私たち執事の館・準備委員会のあゆみをご覧頂けますと幸いです。
(お読みになる際は、過去の号から遡って御覧になることをお勧めしております。)
https://www.butlers-house.net/blog/entries
また「主の手帳(マイページ)」は、手帳係が少しずつ入力欄を追加しており、
これがお嬢様、旦那様のお人柄を知る貴重な機会となっております。
苦手な食べ物、給仕の際のご希望をお書き添え頂けますと、使用人一同が拝見いたします。
https://www.butlers-house.net/member_login
何卒、よろしくお願い致します。
このお手紙は、執事の館・準備委員会の広報係、松原(まつばら)がお送りしました。
日々の小さな報告は、Twitter からもお届けしております。
https://twitter.com/butlers_house