第988号:ただいまの流れ。
このお便りは、40396 名のお嬢様、旦那様に宛ててお送りいたしました。
お嬢様、旦那様、#名古屋の本宅 は、お嬢様、旦那様のご自宅であります。当たり前のことで恐れ入りますが、
お店ではなく、お家でございます。便宜上、飲食店営業許可や、旅館業法に基づく簡易宿所の許可などを
取得してまいりますが、私たち使用人は「おかえりなさいませ」と申し上げながら、お迎えする次第です。
実は、この原型にございますのは、お嬢様、旦那様もご存知でいらっしゃるかもしれません、東京は池袋に
ございます、執事喫茶・スワロウテイルさんで行われていたお仕えです。私たちは、ちょうど10年前に、
執事の館・準備委員会として動き出したころ、池袋のお屋敷にご帰宅をして、勉強させていただきました。
メニューの構成、制服の仕上がり、使用人の振る舞い、そして内装の演出、什器、備品の数々。その中で、
もっとも参考になったのは「タイムテーブル」でございました。#名古屋の仮住まい でも実現をしていた、
時間を区切ってのお迎え、お見送り。これを表にすると、階段状の「タイムテーブル」が現れる次第です。
池袋のお屋敷は、たいへん広くできていて、1日にお迎えなさる主(あるじ)の数も、数多くおいでです。
そのため、玄関前に「ドアマン」というお役目の方がいらっしゃいまして、定刻までに受付をなさったり、
お見送りなどなさっていました。執事の館・準備委員会は、#名古屋の仮住まい でも同様にいたしました。
(余談ですが、名古屋でお仕えすることについて、ご挨拶に伺い、ご理解いただいた経緯もございます。)
話を、#名古屋の本宅 に戻しましょう。ここは、お嬢様、旦那様のご自宅であります。そして名古屋市内の、
名古屋駅から30分以内に辿り着ける場所に実在します。付け加えると、70坪の敷地に建っております。
お隣、お向かい、そして近隣の方が通り掛かられます。ゆえにドアマンが異質に映る可能性もございます。
こんにち、お嬢様、旦那様が「ドアマン」をお見かけになりますのは、たとえば立派なホテルや、わりあい
高級なブランドのお店、ごく稀に自動車のディーラーさんにもいらっしゃいます。したがって、現代では、
ドアマンの存在は「立派なご自宅」でなく「立派なお店」の象徴とも申せますが、如何でございましょう?
参考になるでしょうか、#名古屋の本宅 の正面の道路から、お庭を挟んで、玄関まで、およそ8メートル。
前面道路に接します幅は15メートル以上ございます。間口だけなら、#名古屋の仮住まい より広大です。
今夜も広報係の松原より、お嬢様、旦那様に職人のこと、使用人のこと、拠点、本宅のこと、お伝えします。
▼手帳係の高針(たかばり)は、「仮住まいのアルバム」のうち大半を明日に発送。残りは来週にします。
▼配送係の奥田(おくだ)が、使用人と職人の動向を報告しました。今までから、少し方法を変えました。
▼給仕係の古渡(ふるわたり)が #使用人の動向 をまとめました。優秀すぎる使用人、出向先で活躍を。
▼介添係の矢田(やだ)は、10月から #名古屋の拠点 の祝日のお仕えをなくし、土日に専念をします。
▼配送係の鹿子(かのこ)と赤城(あかしろ)が、先日 #名古屋の本宅 にお邪魔した感想を述べました。
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▼手帳係の高針(たかばり)は、「仮住まいのアルバム」のうち大半を明日に発送。残りは来週にします。
お嬢様、旦那様、長らくご用意にお時間を頂戴しております「仮住まいのアルバム」は、おととい月曜日に
配送係や家事係が、みごと梱包を終えました。そして昨日は、かつて配送係にいた大江(おおえ)が参り、
宛名のシールを貼っております。ただ、この一連の動きのなかで、39冊に問題が報告されておりました。
問題になったのは、「仮住まいのアルバム」の黒い表紙、カバーとお考えいただければ幸いです。ここに、
私たちは銀色の特色インクで印刷をしておりましたが、文字ではない部分に、銀色の汚れが見られました。
梱包の過程で気付きまして、すべて手帳係の高針(たかばり)に報告。工房に持ち帰って検証をしました。
当初、この汚れは、インクが撥ねたものと見られていましたが、印刷をする職人に見せて、見解を伺うと、
これはインクではなく、黒い紙に、稀に織り込まれる「繊維」の光沢であると申します。みな驚きました。
もし、この「繊維」を避けて作るとなると、相当な枚数の用紙を確保せねばならず、現実的ではないとか。
執事の館・準備委員会は、この現象について、お嬢様、旦那様にご理解と、お許しをいただきたく存じます。
多くの「仮住まいのアルバム」は問題なく、あす木曜日の集荷を待っておりますが、作り直しいたします、
十数冊ぶんについては、来週に発送をさせてくださいませ。この度はお騒がせして、申し訳ございません。
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▼配送係の奥田(おくだ)が、使用人と職人の動向を報告しました。今までから、少し方法を変えました。
もう長くしておりますから、ご存知かもしれませんが、執事の館・準備委員会の配送係は、火曜と金曜の
夜に、職人の動向を「呟き(Twitter)」にてご報告しております。わたくし松原は、その翌日の執筆で、
呟きの内容を参照したり、補足しながら、この部分を作っております。これを、今週より向上いたします。
違いは、もしかすると分かりづらいかもしれません。私たち使用人は、#お申し付けの品 やその他にある
お仕えのことを、淡々とするのではなく、ありのまま、良いことも悪いことも謹んで報告したく存じます。
ときに、不愉快な思いをされるかもしれません。お許しください。その代わり、心躍ることを増やします。
・シェフ/池下…【本宅のローストビーフ】試作第1号の2つのうち、ひとつが最高。さらに向上したく。
・シェフ/池下…【池下のリスト】の上から順に検討中。今年の「おせち」は豪華で楽しくなる見通しに。
・シェフ/池下…【フォアグラのようなもの】、【キャビアのようなもの】、食べる経験が楽しいのです。
・シェフ/池下…【 #名古屋の本宅 】のお料理。「月限りの品」は、月の途中に「旬」を過ぎる可能性。
・和菓子係/五月…【土曜からきょうにかけて】連絡網は静かなまま。仕事の邪魔をせぬよう、ご相談を。
・チョコレート係/康生…【むかし松原が話題にした「紫色のチョコケーキ」】の件、奥田は必死に検索。
・製菓係/金城…【ハロウィン】は「型抜きクッキー」と「かぼちゃサブレ」、「紫芋サブレ」あと1つ。
・広報係/松原…【カヌレ氏】、メゾネットの執務室、松原がお手洗いに入ると激しく鳴かれます。なぜ。
・製菓係/若草…【栗のバウムクーヘン】を試食した松原「若草はフレーバーを生かすのが本当に上手」。
・製菓係/若草…【おばけプリン・パンプキンバージョン】を思い出しますと、松原はうっとり致します。
・製菓係/若草…【中津川の栗】を手に入れて「栗の渋皮煮」を。これを用いた洋菓子といえば、まさか…
・パティシエール/東桜…【クリスマスケーキ】の試作第3号は、上から下までピスタチオ。過去を参照。
・パティシエール/東桜…【抹茶のオペラ】が上出来。他では見ないものをご用意でき、嬉しく思います。
・パティシエール/東桜…【マロンのムース】は「栗の煮たもの」と「栗のムース」の2つとも秀逸です。
・燻製係/日ノ宮…【先月は】あちこちから引っ張りだこ。今月こそ、お嬢様、旦那様にお仕えをしたいと。
・製パン係/星崎…【仮住まいのシュトーレン】は【本宅のシュトーレン】に改めて、いっそう美味しく?
・製パン係/星崎…【シュトーレンに専念するため】星崎が本気に。来月より、パン等をお休み致します。
・製パン係/星崎…【鴨ハムの肉まん】【ご別宅で焼かれるパン】【小さな食パン】【お薦めの店】など。
・広報係/松原…【昨晩】笹島に「文を書くとき意識するのは」と聞かれ「上品に不謹慎」と答えました。
・製菓係/瀬木…【30分間凍り続けるフローズンドリンク】が大きいために、どうやら持ち帰る必要が。
・製菓係/瀬木…【つぎの工房が見つかるまで】お休みをいただきます。お嬢様、旦那様のご厚意に感謝を。
・パティシエール/菅原…【ピスタチオのパウンドケーキ】、言われてみますと、街では見かけませんね。
・パティシエール/菅原…【本宅のスコーン】を実現前にご用意して良いか…味見の需要、ございますか?
・パティシエール/菅原…【本宅のスープ】に【本宅のおそうざい】、菅原も想像を膨らませております。
・パティシエール/菅原…いま本人から【本宅のシフォンケーキ】はどうなさいますかと尋ねられ葛藤を!
・細工係/中村…【つぎのお品】について、赤城が相談をしておりました。試作できたらご報告をします。
・鋳造係/白金…【仮住まいの鍵】は、白金の最初のお仕え。もう作られることはないお品でございます。
・鋳造係/白金…【本宅の鍵】に2つの方向性。「デザインに特化した鍵」と「本当に開けられる鍵」と。
・広報係/松原…【名古屋の拠点】の執務室はフリーアドレス。故にいま、890 の黒箱で埋まっています。
・調香係/杁中…【キンモクセイの香り】の花は、育つ環境がよく、香りも特別です。ご入用なら今月も。
・園芸係/大草…【本宅のバラ】の新芽が、職人の剪定から1日で急激に伸びました。偶然ではないはず。
・紅茶係/四女子…【もうひとりの紅茶係】は焼き菓子も上手。先日「かぼちゃのタルト」が最高でした。
・カレー係/山吹…【昨年の和風カレー】、松原は「美味ゆえ咀嚼を忘れるカレーうどんのお味」と表現。
・精米係/千代田…【鯛めし】は、鯛の入手が難しく手に入ったとしても高価。いったん報告を休みます。
・配送係/赤城…【今週はアルバムの発送が気がかり】、ぶじ納品、梱包、すこし問題、何とか発送です。
・配送係/赤城…【先月の鹿子に代わって】職人と連絡を取り合い、#お申し付けの品 を段取り致します。
・配送係/奥田…【スターバックスのお芋とかぼちゃのドリンク】が気になります。栗のお品は試飲済み。
・配送係/奥田…【ヒルトンのスイーツビュッフェ】、執務の一環としてお邪魔し、使用人に情報を共有。
・広報係/松原…【お引っ越し】で失敗。新しいメゾネットに荷物が入り切らず2階の居間に入れません。
・調達係/守山…【ケルヒャー】、#名古屋の拠点 にホースリールを設置。あとは松原が飽きるのを待機。
・造園係/笹島…【自分達でやってみる】という姿勢に、建築係の春里から「こんな施主いないです」と。
・建築係/春里…【納期は間に合うかな…】【予算は足りるかな…】とソワソワしつつ。梅森に尋ねます。
・建築係/梅森…【 #名古屋の本宅 】の外装色、「白はお嬢様、旦那様に提案しない」と申しております。
・建築係/梅森…【 #名古屋の本宅 】のブロック塀、濃赤色はポイントで使って、柔らかい色にしたく。
・広報係/松原…【池下のバゲットポーク】を個人で申し付け。こんなに美味しいものを主は、主は…と。
3日後の【2022年9月24日(土)】、シュトーレンほか、秋だけお作りするお品を多数、ご用意致します。
また土曜日までに届けられます「試作品」については、松原が試して、必ずお嬢様、旦那様にご報告します。
あと、奥田(おくだ)と、富永(とみなが)の呟きが面白く、もし余裕があればフォローをくださいませ。
(富永は、あすからお仕えに戻ります。長らくお休みをくださいましたことに、心から感謝いたします。)
★配送係【執事の館・準備委員会】… https://twitter.com/bh_dvr
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▼給仕係の古渡(ふるわたり)が #使用人の動向 をまとめました。優秀すぎる使用人、出向先で活躍を。
実は9月に入ってから、出向しております使用人一同も #名古屋の本宅 の内覧を予定しておりましたが、
良い意味で出向先の職人たちから頼られまして、なかなか時間を取ることができておりません。もちろん、
内覧は必須ではございませんし、建築係の仕事が終わってからでも大丈夫。気長に、機会を待ちましょう。
・給仕係/古渡…ドレスオムライスに挑戦いたしました。火加減、箸づかい、繊細さが鍵!でございます。
・給仕係/八帖…名古屋の拠点でお仕え、楽しゅうございました。主の近況も教えて頂き、次のお仕えも。
・家事係/菅原…久しぶりにオンラインではないイベントに参加。この空気が本当に懐かしく嬉しいです。
・家事係/瀬戸…睡眠の質の改善を謳うドリンクに挑戦。諸事情で夜に目が冴えてしまい対策に悩みます。
・家事係/石園…切らしていた愛用のピローミスト。ようやく調達できひと安心。心地よく眠りに誘われ。
・家事係/有松…最近足がよくつるので、寝る前にストレッチをするように。食生活も見直したいところ。
・家事係/星ヶ丘…運良く『黄電』に乗車いたしました。なにか幸運なことが訪れる予感がしております。
・家事係/西川…1年間で、映画を400本以上見ています。どんな作品にも必ず『意味』がございます。
・介添係/矢田…名古屋の拠点でのお仕えで、主のお話を伺うお時間がたっぷりございます。嬉しい限り。
ひとつ、松原から補足いたします。家事係の星ヶ丘(ほしがおか)が述べております「黄電(きでん)」、
これは名古屋市営地下鉄の東山線で、ごく稀に走っている「黄色の車両」のこと。星ヶ丘がいま16歳で、
黄色の車両が走っていたのは2000年まで。まだ生まれていなかった時代のこと…それにも驚きました。
名古屋市営交通100年祭「黄電メモリアルトレイン」が運行開始。
https://jouhou.nagoya/100th-kotsu-city/
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▼介添係の矢田(やだ)は、10月から #名古屋の拠点 の祝日のお仕えをなくし、土日に専念をします。
#名古屋の拠点 へのお立ち寄り、そして「スコーンと紅茶のお仕え」に「拠点の内覧」をふくむ60分は、
多くの主(あるじ)に楽しんでいただけているようで、何よりでございます。とくに内覧はまことに好評、
1階の倉庫をご覧になったり、2階の執務室をお確かめになり、満足される主が多いとの報告があります。
しかし、お嬢様、旦那様もご存知のとおり、祝日は配送係や会計係がお仕えをしますことから、内覧を控え、
「白の部屋」のみでお仕えをすることとなっておりました。実は、これをして初めて分かったことがあり、
2階で使用人がお仕えをいたしますと、足音や家具の音が「白の部屋」に響くのです。これは誤算でした。
執事の館・準備委員会は、お嬢様、旦那様のお寛ぎを最優先にいたします。その次に、使用人が快適に仕え、
お役に立てるようにいたします。このことから、祝日のお仕えを見合わせ、土日に専念したいと存じます。
・10月第2週…10月8日(土)/10月9日(日)
・10月第3週…10月15日(土)
・10月第4週…10月22日(土)/10月23日(日)
・10月第5週…10月29日(土)/10月30日(日)
(日ごとに6卓のご用意をして、お迎えします。最大2名様。お仕えします使用人は2名を予定します。)
(10月10日(月・祝)の予定をなくしました。これにて、全ての日程で「内覧」していただけます。)
次のご予告は、土曜日の夜9時00分(8時40分)でございます。これは、11月、12月までの機会。
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▼配送係の鹿子(かのこ)と赤城(あかしろ)が、先日 #名古屋の本宅 にお邪魔した感想を述べました。
お嬢様、旦那様、配送係の鹿子(かのこ)でございます。
以前、介添係の矢田(やだ)と、家事係の菅原(すがわら)が本宅へ向かう際に、
同じ配送係の赤城(あかしろ)と「いいなぁ…#名古屋の本宅 はどんなところなんだろう」と、
二人の後ろ姿を眺めて見送りましたが、ついに先日、配送係の皆と本宅へお邪魔してまいりました。
まず、外観は過去に写真で拝見したことがございましたが、現地では建物の高さに圧倒されました。
さすが「3階建て」となると、外から見上げた際の迫力がございます。
ワクワクしながら中へ入ると、真っ白な床が最初に目に飛び込んで参りました。
いざ、スリッパを履いてお屋敷の中へ。たくさんのお部屋の数に、迷子になりやすい鹿子は
目が回りそうに…。しかし、どのお部屋も壁紙の色や柄が違い、使っていた方のこだわりを感じました。
扉を開けるたび、違う世界が広がるよう。
お屋敷の中をぐるりと回り終えた後、わたくし鹿子の口から出たのは「収納の数が多い…!」という
感想でございました。お部屋や廊下には、あちこちに収納棚がございまして、お部屋を回るごとに
「ここには何を置いていたんだろう?コレクションしているお品があれば、飾れそう!」と
以前はどう使われていたのか想像を膨らませたり…。
誰かがこだわって作り上げたものに触れると、つい、どんな思いがあったのだろうと想像してしまいます。
お屋敷を出る頃には、このお屋敷が本宅として完成したら、どう変身するのだろうと心が躍っていました。
これから、お嬢様、旦那様に喜んでいただけるようなお屋敷へと姿を変えていくのを、
わたくし鹿子も #名古屋の拠点 にて、とても楽しみにしております。
配送係/鹿子(かのこ)
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お嬢様、旦那様、いつも良くしてくださいまして、ありがとうございます。配送係の赤城(あかしろ)です。
先日、#名古屋の本宅 にお邪魔いたしましたときの感想を、ここに綴らせていただきます。
まず、外観の感想でございますが、正面の道路から見上げますと、堂々とした雰囲気、
外装にすこし汚れがありますが、塗り直しをして綺麗になる、と伺っております。
中に入って印象に残りましたのは、海外の資材を使用しているということもあって、
壁紙やランプ、鏡の装飾がとてもお洒落、上品で海外のお屋敷にいるかのような気持ちになりました。
私のお屋敷のイメージで恐縮でございますが、大広間のような天井が高く広い部屋、
コンサバトリーなどがあるとお屋敷らしいなと思っております。本宅は部屋数が多くある分、
壁も多いので難しいかと存じますが、素敵にリフォームされることを祈っております。
(松原注:現在の建築係の計画では、もとの構造をほぼ残してリフォームするる見通しです。)
配送係/赤城(あかしろ)
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閑静な住宅街において、ドアマンのいるお屋敷は、たいへん目立つかと存じます。あと、付け加えますと、
#名古屋の本宅 は、1度に1組の主(あるじ)しかお迎えせず、事実上の貸し切りを実現する見通しです。
お嬢様、旦那様がご帰宅なさったら、あとは館内でお仕えをするだけ。お庭に立つ必要は、なくなるのです。
かつて #名古屋の仮住まい は、ドアマンがお嬢様、旦那様をお待ちして、定刻に玄関のドアを開く役目を
担っておりました。それは、とても美しいお迎えの流れであったかと存じます。ただ、新たなお屋敷では、
より、お店ではなく、お家として成り立つ流れにしたいのです。お嬢様、旦那様のお考えを、お伺いします。
#名古屋の本宅 には、門扉にインターフォンが実装されております。そして、胸元の高さの門扉を開けて、
左右にお庭を眺めながら歩かれますと、三段ほどの白い階段。奇遇ですが、#名古屋の仮住まい にも似た、
玄関の扉(左右にランプ)がございます。これを開けますと、給仕の者、あるいは、介添の者がおります。
私たち執事の館・準備委員会は、様々な流れを想定しております。もしお嬢様、旦那様のお気に召すものが
ございましたら、お聞かせくださいませ。もちろん、ここにない新しいお考えも、大いに歓迎いたします。
お店ではなく、お家でございます。お嬢様、旦那様は、#名古屋の本宅 に、どのような流れで帰られますか?
案1…インターフォンを押して、中にいる使用人を呼び出す。使用人が門扉まで迎えて、玄関をオープン。
案2…お嬢様、旦那様が自ら門扉の中に進まれて、玄関の扉をご自身で開くと、使用人がお辞儀をしている。
案3…雨の日も、晴れの日も、お嬢様、旦那様がお帰りになる時間に合わせて、使用人が立って待っている。
案4…お庭の植木、根元に「本宅の鍵」を。これを用いて、こっそりご帰宅。執事に見つかり、叱られる。
いずれも、お嬢様、旦那様のご帰宅として成り立つものと存じます。ご帰宅の予告をいただくたび、上記の
うちでご希望のものをお選びいただくことも可能でございますが、それは、お仕えします使用人の技量が
向上するまでお時間をくださいませ。まずは、基本の型(かた)と申しましょうか。こちらを検討します。
きょうもハッシュタグは「 #執事の館 」をお使いいただき、お嬢様、旦那様が理想となさいますご帰宅の
流れをお聞かせくださいませ。また同じハッシュタグを用いて、不足している情報、たとえばドアの向き、
駐車場の位置、駅から進む方角など、お伺いいただければ、差し支えのない範囲でお答えを差し上げます。
話は変わりますけれども、きのう夜から、こちらは急に涼しくなりました。もう袖は長いほうが良いかも
しれませんね。お身体は少し冷やされたとしても、お気持ちまでは冷やされませんように。おご別宅にて
お過ごしになりますお嬢様、旦那様が、お元気で、穏やかに過ごされますことを使用人一同、願っています。
今週末は #お申し付けの品 で賑やかにします。シュトーレンは是非。よきクリスマス、年末年始の為に。
メゾネット。階段の上にて、黒猫が待っている。ご飯をあげよう。お水をあげよう。#名古屋の拠点 にて。
執事の館・準備委員会
広報係/松原(まつばら)
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このお手紙を初めてお受け取りになる主には、事前の説明もなく、唐突なものに映ったかと思います。
何卒、お許しください…この機会に、私たち執事の館・準備委員会のあゆみをご覧頂けますと幸いです。
私たちが活動をはじめて9年が経過し、バックナンバーは 900 を超えました。お時間のあるときに…。
https://www.butlers-house.net/blog/entries
(過去の号から遡って御覧になることをお勧めしております。)
【 #執事の館 】 #初めてのお嬢様と旦那様にお伝えしたい事柄 【第6版】
http://togetter.com/li/1034138
ご帰宅の予告は「主の手帳」から承ります。「仮の手帳」は随時差し替えをいたします。
クレジットカード決済、コンビニ決済ですと、即時の対応が可能となりますので、ご参考までに…。
https://www.butlers-house.net/member_login
さらに「主の目録」を所有なさいますと、とくべつなお便りのほか、ご予告、お申し付けの先回り、
ご帰宅の際のカップセレクトを限りなくしていただけます。「金貨」もぜひご活用をくださいませ!
https://www.butlers-house.net/product?product_id=3887
日々の小さな報告は、Twitter からもお届けしております。このお便り(メールマガジン)とは異なり、
Twitter というコミュニティの特性を踏まえたツイートが、やや多くなりますことをご了承ください。
https://twitter.com/butlers_house